2005/07/06

トップニュース2件に簡単な感想

反対37票 読み切れず 『郵政』薄氷の通過(東京新聞)

 久しぶりの国会メークドラマだったわけですが、肝心の小泉首相があまりいきり立ってないからつまんねーの。ちなみに参院は大荒れ、とか下馬が騒いでますが、意外にあっさり通過するんじゃないの、という予想を7月5日の日記でかんべえ先生がおっしゃっています。僕は政治のことは門外漢でようわからんけど、普通に考えたら「通さない」っていう選択肢はないだろ。

 仮に自分が選挙区に郵便関係者の支持基盤を抱えている政治家だったとして、どう考えるかを想像してみればいい。今の状況で優勢民営化を争点にして選挙に勝てるかと言えば、ノーだと思う。だって一般国民はあの法案が自分たちの暮らしにクリティカルな影響を及ぼすとも思ってないし、そもそも今のまま郵政民営化すれば何が起こるかなんて、予想すらつかないから。つまり「反応のしようがない」。

 今の政府がやろうとしてることはまず第一に「郵貯・簡保の分離独立」なわけで、(本当かどうかはともかく)郵便についてはユニバーサルサービスを維持する、と言っている。一方、反対派は郵便のユニバーサルサービス維持を必達目標として、それには郵貯・簡保の利益が必要、といっている。要するに議論の方向がまったく逆さま、噛み合ってないのだ。だから一般人には理解できない。

 郵便局が社会インフラとしてクリティカルに重要だと思ってる一般人は、田舎住まいの人を中心にわずかだ。少なくとも日本の人口の大半を占めるわけではない。その中でも全特関係者以外は「郵便局にコンビニとかの機能も付けば便利やん。ていうかあのふんぞり返って選挙運動ばっかりやってる局長のおっさん、もうちょいまじめに働かんかい」程度しか思ってないから、ユニバーサルサービスに関する限り反対派に勝ち目はない。

 で、郵貯・簡保だがこっちは一般人にはもっと縁遠い話で、要するに預けた金がちゃんと返ってくればいい以上の要望もないから、分離独立すれば無駄遣いしまくりの特殊法人や特別会計に流れるカネが細ります、と言われれば「ふーん、そう、じゃそうすれば」以上の反応は引き出せない。つまり、反対派はこんなものを選挙のネタになんかできないのだ。

 一方、郵政法案と関係なく今選挙で小泉と戦って勝てると思ってる議員というのも僕には不思議ちゃんにしか見えなくて、だって都議選が「自・民・公の3つの党に所属する以外の有象無象には、有権者はだんだん目もくれなくなっている」という事実を示しているのに、ここで自ら有象無象の1人に志願しようというアホの気が知れない。

 というわけで造反者の皆様は票読みして否決されないことを確認した上で、おらが選挙区の全特や全逓連関係者のメンツを立てるために造反したのだと思いましたですよ。ま、個人的には自民党小選挙区の支持基盤って半分近く層化なんじゃないかと思うので、層化がついてくれるんならもはや全特や全逓連なんてネグリジブルなんじゃないのとか思うけどさ。

 それよりもそれよりも、経済ニュースとしてはこちらのほうがメガトン級。

 三洋電機、3年で1万4000人減 激痛覚悟の野中流(フジサンケイ・ビジネスアイ)

 すごい大革命だな。人員削減数1万4000人のうち8000人が国内っていうのもすさまじい。日本企業過去最大のレイオフじゃない、これって。ていうか、フジサンケイさあ、トラックバック受け付けるのはいいけど、記者会見の一番面白いところ書いてないじゃない。以下東京新聞の記事から引用。

「操り人形だとか世襲の弾よけだとかいろいろ書いてくれてありがとうございました」。三洋電機の野中ともよ会長(51)は、五日の経営方針説明会の冒頭、集まった約六十人の報道陣に対し、皮肉るよう切り出した。
 いやー野中さん、洒落が分かるいい人だねえ。経営者として一流なのかも。

 クビ切られる人には可哀想だとは思うけど、ここまでドラスティックにやっちゃえば、後は上がるだけ…と思いたい。6月末に発表した事業報告書を見ても、最大の焦点はデバイス・コンポーネント関連なので、このへんをタイミングよく取捨選択できれば業績は好転しそうな気がするな。ただ、コンシューマエレクトロニクスを半分も抱えて連結営業利益率5%という目標は、ちょっと厳しそう。ここはやっぱり儲かるデバイスに徹底的に突っ込むしかないんだろう。うまくいくといいけどね。

 しかし、その陰でせっかく三洋とリスクシェアしたはずだった液晶ディスプレー事業をまた押しつけられたセイコーエプソン、ちょっと可哀想かも。ま、エプソンは業績絶好調でキャッシュもあるのだろうから、お家芸の中小型液晶を完全子会社化して、また市況の荒波にもまれつつがんばってください(笑)。

10:30 午前 ニュース コメント (22) トラックバック (5)

2005/02/08

ライブドア堀江貴文社長記者会見質疑応答

やっと終わった。ほりえもん会見要旨。ネット配信がなぜか30分ぐらい始まらず、途中からスタートしたので、全部ではありません。たぶん質疑応答の後半部分だけ、とりあえず聞き取れたメモをアップしておきます。マスメディアがまとめると思うので、それまでの間。

(18:56追記:会見終わって1時間近く立つのに、まだLivedorニュースにもPJニュースにも会見要旨さえ上がらないのって、いったいどうなのよ?)

(2/9 14:00追記: タイトルをはじめ、固有名詞で間違ってるところをちょこちょこ手直ししていこうと思ってます。トラバもついちゃったし、永久保存版にするかも(笑))

(2/9 16:20追記: Livedoorニュースにアップされた会見記録見た。これみると、前半かなり落ちてたな、ストリーミング(泣)。正確な内容確認は本家サイトをご参照ください。ここの記録はあくまで動画の“雰囲気”を伝えるために、R30のフィルタを通じてまとめられた会見記録、とお考えいただければ。固有名詞等に少し手を加えたままで、残しておきます。なお、会見の動画は既にファイルでアップされてます(300MB以上ありますが)。時間のある方は→こちらからどうぞ)

答 …プロ野球は地域密着経営に徹するべき。もうテレビとの相乗効果はなくなっている。グループ内部で2つも球団を持っているのはどうか。(注:「2つ」とは、ニッポン放送(以下LF)の持つ横浜ベイスターズと、フジテレビ(以下CX)の持つヤクルト・スワローズのこと)。

答 大和証券が持っているLF株式に対して、価格は言えないが買い取る意思はある。これまで50カ所ぐらいの機関投資家に、株を買いたいという意思は伝えた。

問 800億円の投資の回収をどうするのか。MSCB(修正条項付き転換社債)によってライブドア既存株主に対してどのようなメリットを与えるのか。

答 インターネットと既存メディアの相乗効果によってかなり大きなメリットを既存株主にも与えられると思う。CBで調達した資金の回収は、数年でできると考えている。

問 営業利益でですか?

答 株式売却益も含めていろいろ出てくるが、それで数年で回収できる。

問 LF株の売却益ですか?

答 いえ、LFさんのではなく、ここからいろいろな提携が広がってくると思うので、その中で5年のスパンで十分回収できると思います。

問 LF株の保有シェアはどのくらいが目標か?

答 現時点ではどこまで買い進むかは言えない。市場次第ということもあるし、出てこなければそれまでだし、今日も買っているけれども、買えれば買います。

問 CXがTOBの価格をつり上げてきたら応じるのか?

答 CXのTOBには、今の時点で応じたら損するので応じませんが、今後応じるかどうかは状況次第で考えます。

問 CX本体への出資は?

答 CX本体を買うのにはね、結構カネがいるんですよ。それと、ある程度の比率買わないとがっちり組めないし、マイナーシェアホルダーだと相手にされないしこっちも気合いが入りませんので、がっちり組めるところというのでLFさんを選ばせてもらいました。

 (LFは)PBRも1倍近いってことで、リスクもある程度限定的。25%保有するCX株だけでも1000億以上の価値がありますし、その他もろもろ換金できそうな株や現金なども持っているので、もちろん市場のことですし明日何が起こるか分からないけれども、それで万が一大損こいたら私もクビになっちゃいますけれども、一番安全な、放送局なら何でもいいというわけではなく、下落リスクの一番少ないLFを選ばせてもらったわけです。

問 800億のCBは全部LF株のためか?さらなる調達も考えるのか?

答 今まで約700億円投資しております。800億円の資金というのは、開示しておりますようにM&A資金に使うということなので、LF株に限ったことではないが、大部分をLF株に使わせてもらっています。

問 CXとのシナジーは?

答 先ほど言ったのと同じですが、CXは100%近いリーチがあるわけです。1ヶ月にテレビを見ない人は全くいない。僕だって見ます。LFのラジオだって20%ぐらいあるわけです。でもインターネットのリーチは全然そこまでいかない。ところがCXのウェブサイトには全然番組以外の情報が載っていない。そこにウェブメールや掲示板やコミュニティーがあれば、ユーザーさんは外部に流れていかないと思うのです。

 ユーザーさんはこれまでテレビやラジオとダイレクトなコンタクトをできなかった。でもこれからメディアがユーザーとダイレクトに接するものを作っていけば、広告収入だけでなく、新たな収益源を見つけられると思う。ユーザーのアカウントを持つことによってEC、金融、オークションなどの手数料収入を得られるようになるのではないかなと。コンテンツも、ディストリビューターを通じてしか販売できなかったものが、ダイレクトに販売できるのではないかなと思っています。

問 TOBについて、売っただけで得するような状況になれば売るのか?

答 基本的には、フィナンシャルインベスターではなくて、事業提携を前提とした投資ですので、長期保有が前提です。短期で売ったとしても超過利益が出ても会社に返さなければならないということがあります。絶対短期で売らないということは言えませんが、今のところは長期でがっちり事業提携をしていきたいなと思っています。我々はLFの大株主として、LFの価値向上、フジサンケイグループと関係強化に努めていきたい。

問 MACコンサルとの関係を教えてください?

答 村上氏の関連ファンドは、最後に開示開示された書類によれば、20%ぐらいを保有していると言われてまして、その時点では筆頭株主なので、我々もお話を聞きに行っております。村上氏は、LFがTOBによって上場廃止の可能性があるならば、売ると言っています。引き続き大株主として残る可能性もあるとは思うが、我々の方では先月(1月5日)に20%、ということしか把握していない。

問 1月5日だと18.57%だと思いますが?MACの持ち株比率は。

答 そうですか?あ、私がちょっと勘違いしてました。

問 時間外市場取引で相手が分からない、ということを考えると、小口株主の株を買い集めたというより、ある程度大口の株主からと考えた方が良いように思うが、もちろん大量保有報告書が出れば分かると思うのですが、せっかくですからそれが出る前にどこから買ったか教えてくれませんか?

答 それ(29%の株式)をどこから買ったかは、全然分かりません。我々の事業資金の調達は日々柔軟に調達しております。その中でたまたまLFの株価がTOBを上回っていたので、売り出しが出るのではないかと思ってはいた。ただ、昨日の時点で誰が売りに出したのかは我々にも全然分からない。資金調達も今朝の取締役会で決議したものなので。LFの株価は日々チェックしていて、たまに大きな売り出しがあったらチェックして買っていたが、今回たまたま大きな割合を買えたということです。

問 LFはベイスターズの株式を30%持っているとのことだが、プロ野球球団を持つための買収だと考えていいのか?

答 プロ野球球団が主というわけでなく、たまたまLFがベイスターズ株を持っていた、CXがスワローズ株も持っていたというだけの話。それはたまたまの偶然です。

問 プロ野球球団を持つのが夢とおっしゃっていましたが、それとは別ですか?

答 そうですね。たまたまそうなったということです。

問 CXもトレソーラとかいろいろブロードバンドのメディア配信をやってきているが失敗してる。ライブドアはそれをうまくできるのか?

答 だから僕はさっきから何度も言っているけれども、メディアのウェブサイトにメディアの情報しか載ってないのはおかしいと、僕はそう言っているわけです。もしそこに掲示板や天気予報など、何でも載っていて、そこだけ見ていればいいということなら、お客さんはそこだけ見るようになるでしょうということです。

 インターネットはまだ15%を超えたばかりの普及率で、これからクリティカルマスを超えてのびていくところなんです。そのときにCXやLFがポータルサイトを持っていれば、リーチ100%とかなわけですから、もっと伸びるんじゃないですかと言いたいんです。そういう、膨大なリーチがある放送局が、ウェブサイトをヤフーみたいにかえたら、相当大きなことができるんではないかなと思うんです。我々がこれまで作ってきたサイトの機能を、それと合体させれば、緩やかなグループというか、その価値は大きく上がるんではないかと思うんです。

 LFとうちの時価総額合わせても5000億円ぐらいしかないですけど、ヤフーさんは4兆円の時価総額があるわけです。8倍の時価総額になったら、株主は大喜びですよ。我々は株主のために経営してますので、株主のためにいろいろな施策を打つ中で、LFの株を大量に取得すれば大きく価値が上がるんではないかなと思っています。今までのLFさんとかCXさんとかの戦略が間違ってたとは思いませんが、僕だったらもっとうまくできるんじゃないかなあと思います。

問 LF、CXの番組そのものへの影響を及ぼすことは?

答 僕らは動画コンテンツも音声コンテンツもそんなに詳しいわけじゃないので、今やられている方がいい方法を考えているんじゃないかと思うんですね。ただ、インターネットというメディアが、新聞にしろ雑誌にしろいろいろと変えていっているんじゃないかと思うわけです。人々のライフスタイルが、時間の使い方が変わっていると。HDDレコーダーはインターネットが作り出した製品だと思うんですよ。あれは中身、PCですからね。最近ソニーさんが面白い商品を多数出されてますけれど、ああいうテクノロジーはインターネットが育んできた、インターネットなしに生まれ得なかった機器なわけです。

 それがテレビに大きな影響を与えているんですよ。もう1週間分のテレビを全局分録画できるわけです。それってテレビの根底を揺るがす事態じゃないですか。今はいいですけど、それにあわせたコンテンツ作りの方法を考えていかないと、彼ら(人々)は5万円で1週間分のテレビが全部録画できる機械が出たら、それを買って、(テレビの)ビジネスモデルは崩れちゃうじゃないですか。

 ミニFM局だって、今までは数百メートル範囲内しか聞いてもらえなかったのが、今や全世界の人たちに聞いてもらえるわけじゃないですか。そうすると、安いハードが買える時代になれば、我々が助言していかなきゃいけないところが出てくるんじゃないかと思います。

問 コンテンツの内容とか論調についてはコミットするのか?

答 コミット?何にコミットするんですか?それ、どういう主旨で聞かれてるんですか?それ(番組の内容)は視聴者と経営陣が決めることでしょう?見てるひとたちが喜ぶ放送をやっていけばいいんじゃないですか。当然現場の人たちが、視聴者の声に耳を傾けて、みんなが喜ぶような報道、放送をしていくのが役割なんじゃないですか。それをこうだと決めつけてやるようなことは、今の人もやってないだろうしやるつもりもない。視聴者本位でやっていけばいいと思います。

問 資金調達については?CBでの調達はこれからですか?

答 今日の時点で700億のキャッシュなんか我々持ってません。すべてがすべてとは言いませんが、CB発行で調達した資金の大部分をこれにあてます。

問 CBを引き受けた機関投資家はどこなんですか?

答 引き受けはリーマンブラザース1社です。

問 LF株取引はToSTNeT1で取引されたとのことですが、そんな規模の株をそこで市場外で取引できるんですか?アレンジャーや事前の申し合わせがあったのでは?

答 LF株を売りたい意向があるというのは、村上ファンドもそうですが、TOBより高い値段であれば売るつもりがあるという話は、他の株主さんからも聞いていました。

問 それで時間外取引で、事前に何の話もないまま株が出てくるわけないですよね?

答 それは証券会社さんのご協力などがあり、それが今日の朝ToSTNeT1で出てきて、それに対して我々が買い注文を出したということです。

問 リスク限定のPR効果を狙っただけなんじゃないですか?

答 そんなこと、ありえないですよ!そんなことだけで、こんなリスクとれないですよ!800億もCB出すんですよ。私だって人生かけてます!転売なんかしたら、我々が損します。こういうのはそのまま返したってフィー、手数料ってものが発生するじゃないですか。それも何百万円とかのレベルじゃないですよ。何億ですよ。それをどぶに捨ててまで、こんなことやりませんよ。

問 CBの件ですが、株への転換を前提としているんですか。リーマンが転売する可能性はないのか。また、堀社長所有の株を貸し株に出すことが書かれてますが、それはなぜか?

答 CBは限りなくボンドに近いですが、株式に転換されることを前提としています。リーマンから(ボンドのままで)他社に転売するということは、リーマンが転売できるような契約になっていませんので、必ず少しずつ転換して株として売り出してもらうような約束になっています。CBのままの転売はないです。貸し株は、早期に転換できるようにするために、渡しています。リーマンがつぶれたりするようなことがあればなくなっちゃうけど。

 私募CBによる資金調達は、株価が大きく下がるというリスクが通常の公募増資に比べて少ないです。リーマンさんにとっても株価が上がる方がメリットが大きいので、株が上がるような感じで売り出していってくれると思います。

問 フジサンケイグループの経営陣から激しい抵抗、反発が出た場合どうするか?

答 我々の提案はフィナンシャル・インベスターとして会社バラバラにするぞということではないので、我々は第6のメディアとしてのインターネットを強化していくことでお互いのメリット、未来への展望が開けるんじゃないかと。我々はポジティブなディールだと思っています。LFの経営陣には今日説明させてもらいまして、今TOB中なのでコメントできないとは言われましたが、にらみつけられたりという感じではなく、にこやかにお話し合いができて終わりました。

問 過去にソフトバンクの孫氏が20%程度持って大騒ぎになりましたが。

答 あのときは20%か、そのくらいでしたが、今回は35%ですので、ちょっと対応が違うのかもしれませんね。

問 ちなみに孫さんとはお話されてるんですか?

答 いえ、孫さんとは僕、5年前に会って以来会ってませんから。

問 LFをライブドア放送に変えるつもりは?

答 (苦笑)そういうのはないです。

問 CXのTOB価格が上がったら?

答 我々、6ヶ月以内に転売したら、会社に利益を返さなければならないというルールがありますので、短期で転売するつもりはありません。

問 CXが50%以上の株式を集めて、提携を拒否してきた場合はどうするんですか?

答 現時点では、そこは考えてません。その時にまた考えようと思います。

問 CXはTOBを阻害していると受け取るかもしれないと思うのですが?

答 現状、TOB価格を実際の株価が大きく上回っているわけですよね。我々のせいだ、というかもしれませんが、それは断定できないと思うのですよね。…まあある程度のポジションを資本提携によって取得しないと、やっぱり気合いが入らないですよね。我々はいつも気合い十分なんですが(笑)、そういったものを考えるとこういう方法しかなかったのかなと思いますね。CXさんにも、これから話し合いをしていろいろなご提案をしていきたいと思っていますし、我々の株主にとってもLF、CXの株主にとってもウィンウィンの構想だと思っています。

問 CXのオーバービッドあるいは自社株買いがあった場合、LFは抜け殻みたいになっちゃうと思うんですが?

答 まあ、そうなったとしても、ある一定の価値はあると思いますよ。CXが自社株買いをしても、思っていたほどの相乗効果は出ないかもしれないですが、それでも投資した現金に見合う以上の利益は出ると思います。もちろん、今のままがいいんですけど。

問 メディア・野球ポータルというのはSBに似ているが、SBが力を入れているインフラ事業に興味があるか?

答 インフラに興味がないといえば嘘になるんですが、それには大変なお金がかかるでしょうと。それに対してインターネットは、全部フィックスの定額課金になっていくわけです。それに対して、1000億とかの投資をしても、以前ほどのリターンは返ってこないんじゃないかと思うんです。フィックスレートでしかリターンが見込めないのであれば、何千億の投資は怖くてできない、何十億ぐらいならやるかもしれませんが。実際WIFIの無線アクセス網の提供は我々の事業プランの中に入っていますが、一から携帯電話網に投資して手がけるということはあり得ないと思います。ただ、欧州のヴァージン・モバイルのような、ブランドだけ使ってインフラ投資をしないという計画ならばあるかもしれませんが、今の時点で携帯電話事業に出て行くつもりはありません。

問 楽天とライブドアのECを比べると楽天の方が大きいです。一方、CXはディノスなどの事業を持っていますが、これからの見通しは?

答 ラジオショッピングなどは直接効果はあるでしょう。そこで直接アピールできればECの効果は上がっていくと思いますし、CXと連携すればディノスさんのサイトも強くできます。今3500店ぐらいオープンして、4月ぐらいには1万店ぐらい入れる予定ですので、品揃えも充実してきてます。そこからラジオ・テレビとの連携効果は期待できると思います。
(会見終わり)

06:02 午後 ニュース コメント (3) トラックバック (29)