連合のブログマーケティングはマジっぽい
H-Yamaguchi.netやガ島通信、保田さんのところなどですでにネタになっている「連合がブロガー懇談会を開くらしい」という話。実は、うちにもお誘いが来ていた。昨日の夜だったので、もう終わったはずだ。僕の見た限りでは、あちこちのイベントと重なっていたこともあり、誘われたけど「出られない」と書いているブロガーばかりだった。まだどこのブログにも報告は上がってないっぽいが、このイベントに参加した人はどのくらいいたのだろうか。
初めはH-Yamaguchi.netの辛辣なコメントを読みながら「自民党、民主党に続いて連合もか。永田町界隈で『ブロガーは与し易し』みたいなブームでも起こってるんじゃまいか」などとくすくす笑っていたのだが、どうも彼らはただブームに乗ってブロガー懇談会を開こうとしたわけではなく、かなり本気でブログマーケティングをやるつもりらしいことに気がついた。すごいぞ。誰だ、このマーケティングプラン書いたのは。
というのは、昨日ココログのシステムメンテがあってしばらく管理画面をいじれなかったわけだが、終わってみると管理画面の手前のページにこんな表示が。
2006.04.24で、「コチラ」をクリックすると、なんとココログが提供する、増税額計算Flashをブログのサイドバーに貼り付けるスクリプトの使い方が解説されているページに飛ぶ。おおおお。手が凝ってるぜ。
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で、サンプルでも計算できるようになっていて、計算すると当然ながらあの「think-tax.jp」の人生ゲームチックなムービーに誘導。そして、例の「ズシリ度」グラフが出てくる。ご丁寧にトラックバックセンターまであるよ~というアナウンス。トラックバックセンターには、連合地方支部の中の人ブロガーのトラックバックとかも集まっている。いやはや、連合さん、すごいIT化度ですね。自民党や民主党といっしょくたにして笑ってしまい、すみません。おみそれ致しました。
増税反対キャンペーンの内容については、サラリーマンとして納得する部分もあるし、「でも連合のいう政策提言が実現してもうちの場合、ほとんど何のメリットもないし」という気もするので、まあどうでもいいやと思ったりする。税額が増えてもそれだけ各種の社会保障増やすというのがたぶん今の国民の増税に対するコンセンサスだと思うので、まあそれに反したことやれば来年の参院選で自民党はコテンパンになり、せっかく選んだポスト小泉がいきなりレイムダックになりまっせ、という気もするし。と考えると、増税の部分だけ見て批判するのも、ちょっと大人げないよなあと個人的には思うわけです。
まあ、それはいいんだけどでもこのFlash貼り付けキャンペーン、誰にどのくらい効果があるんだろうかね。面白がってサイドバーにぺたぺた貼り付けるブロガーが6月までにどのくらい出てくるか。でも1回計算したらもう後は同じものしか出てこないから、つまんないよなあ。政治家や税調委員の発言をおちょくるようなメッセージがランダムに表示されるとか、「My節税対策軍師」とか名乗る諸葛亮孔明が現れて「我が君、税金を1銭でも余計に払うのは愚かなことですぞ!」とか言いながらランダムな節税のアドバイスをしてくれるとかしたら、超喜ばれたかも。
連合もここまでブロガーを使ったキャンペーンを考えたのは偉いと思うけど、そういうところが実は画竜点睛を欠いてる気がするんだなあ。やっぱり本当のところは、中の人がブロガーの習性をあまり分かってないからじゃないだろうか。26日の懇談会にしても、お誘いメールが来たときに「非常に興味があるんですが、僕は都合が付かなくて出席できないんです。僕のブログで代わりに参加して会の記録をアップしてくれる人を募ってみたいですけど、いいですか?」と尋ねたら、事務局からは「お申し出はありがたいが、こちらが選んだブロガー以外の人が殺到すると対応しきれなくなるかも知れないので、今回はご勘弁を」(意訳)という返事が来て、がっくりだったし。
このキャンペーンをアドバイスしたマーケティング・プランナーの方、ネットマーケティングの要諦はそういう細かいインターフェース・デザインの部分なんですよ。そこのところ、連合の方々にもっとちゃんと教えてあげてくださいな。
07:56 午前 メディアとネット
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