紙メディア初のPodcasting登場!!
やってくれました。日経ビジネスが、創刊36周年記念リニューアルで、10月からPodcastingを始めました。
聞いてみたけど、たった10分弱で、宣伝が大半ではあるものの、なかなかオモロイ。特に井上編集長の大げさな語り口が(笑)。わざとらしく声を潜めるところがめちゃくちゃ聞き取りにくいのは、愛嬌ではあるが。編集長!!もうちょっと普通にしゃべってください(´д`;)
既にPodcastingで実績のあるラジオNIKKEIの協力でやってるので、録音の質は申し分なし。日経ビジネスの井上編集長がパーソナリティのみずさわキャスター相手に次号の特集や目玉記事の紹介を語るという内容。
初回は誌面改革の宣伝が中心だが、2回目以降どんな内容が出てくるのか楽しみ。というか、もう少し1つの記事の解説にもう少しじっくりと時間をかけてほしいな。そうしたら編集長が口を滑らせそうな気配が満点なので(笑)。あと、記事中に出てくる経営者などにゲスト出演させるってのもやってみてほしい。「記事とは別の角度からこの経営者の魅力をお伝えします!」みたいな。あるいはゲスト出演が無理なら、インタビュー時のテープからハイライトの部分を流しちゃうとか、インタビュー冒頭だけ流しておいて、「いやー、実はですね、この続きにすっごい爆弾発言があるんですけど…それはぜひ誌面で読んでくださいね!」みたいに釣るとかも、いいかも。
今週号でいうと、ソニーの中鉢社長あたり引っ張り出したら面白かっただろうが。しかし、ウォークマンでiPodの防戦に必死なのに「Podcastingにインタビューで特別出演してもらいたい」とか言ったら、すげえマズイ雰囲気になりそう。それもまたビミョーで面白そうだけど(笑)。
・・・とかいろいろ考えていてちょっと思ったのだが、Podcastingって実はテキスト・ビジュアル中心の紙媒体と、いろいろな補完が利く媒体なのかもね。記事を読みながら「ここでこの経営者はどんなニュアンスを込めてこの台詞をしゃべったんだろう」というのを、今まで僕らは想像しながら読んでいたわけだけど、それをPodcastingが埋めてくれるわけだから。
さしあたっての問題は、これを誰が聞くのかってことだな。日経ビジネスを読んでそうな社長や役員や部長さんたちで、iPod持ってるって人はなかなかいない気がする。とすると、やっぱりネットに浸かっていて、通勤電車の中で聞けるPodcastingネタを探している30代のビジネスマンあたりか。だとすると、単純な誌面の宣伝よりは、コンテンツのチラリズムの方が効果高そうな気もするな。
ま、とにかく日本の紙メディアでPodcasting一番乗りはめでたい。Podcastingデビュー、おめでとうございます>井上編集長
(追記)・・・と、思ったら、既にソトコトが7月からやってたんですね。2番乗りか。まあ、いいや。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ふっと思ったけど、オンデマンドで音だけで10分持たすのは大変だネ、ツマランと途中で飽きてしまう
PDAでNHKの英会話あたりがサクッとブロードバンド経由でダウンロードできて聴けると面白いと思った
テキストはPDA上で表示され、音はイヤホンから聴く、これで1ヶ月1000円なら買う人いるんじゃないか?
投稿: マルセル | 2005/09/30 12:12
あじゃぁ、TBが3つも入っている<(__)>
さっきはエラーばっかりだったのに
ココログ同士のTBおかしいぞと、言い訳方々文句を言ってみる...
投稿: マルセル | 2005/09/30 14:19