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2005/04/28

JR事故が経営者の責任じゃないならいったい誰の責任だというのか

 尼崎のJR脱線事故は、調査の結果も明らかになってきたようだ。完全な断定はできないものの、置き石説はJR西日本(JRW)のフカシで、主な原因はスピードの出しすぎ+カーブに入る直前の急ブレーキ(による車輪摩擦の増大)というあたりのようだ。

 このあたり、あちこちのブログや掲示板からのコメントを集めてきた、てるてる日記の「尼崎での脱線事故について関連記事・ブログなど」というエントリが出色だ。ここのリンクを読めば、背景にあるJR西日本の労働組合問題なども含めて、原因がほぼ推測できる。

 新聞やらブログの世界は、そろそろ原因究明から責任追及の議論に入っていてもおかしくないと思うのだが、朝日の今朝の社説なんか読むと、finalvent氏でなくても「無内容」の一言でうっちゃりたくなるぐらい中身がない。論説委員は事故が起きてからずっと3日ぶっ続けで天に祈り続けてるのか?僕は1日だけだったけどな。

 ライブドアPJなんて、もっとめちゃくちゃ。「責任は国民にある」とか言っちゃうし。おいおい、JRの経営者と政治家がバカなのはどっちも国民のせいなのかよ(笑)。利便性を求めるのは消費者の当然の行動で、それを否定したら資本主義が成り立たないよ。100%の安全を維持しながら消費者の利便性にどう応えるか考えて実現するのが企業の役割だろ。そんなもんまで国民の責任にするなよ。

 脱線のメカニズムは理系の専門家の分析に任せるとしても、マスコミもブログ書く人も、文系なら文系なりのロジックをもう少し持って考えてほしいと思うんだが。

 この問題を超マクロで見ると、25日の「ニュースの現場で」のエントリのように「リストラ社会」に原因があるように見えてくる部分もあると思うのだが、それは問題の設定を巨視化しすぎだと僕は思う。「ニュース~」の高田氏もさすがに少し考え直したのか、27日のエントリで改めて朝日新聞の6年前の記事を引きながら問題の核心に触れているが、要するにこの問題は企業としてのJRWの安全管理の仕組みの問題である。それ以上でもそれ以下でもない。

 どんな業務でもそうなのだが「あるルーティンワークを人間にさせる時、二律背反となるようなルールを同時に課してはいけない」というのが、オペレーション・マネジメントの基礎の基礎だ。

 例えば、ある工場で労働者にベルトコンベアー上に流れる製品に対する部品の組み付け作業を行わせていたとする。この時、労働者にルールとして100%徹底させなければならないことは何かと言えば、「自分の後ろの工程にきちんと部品を組み付けられなかった製品を送ってはいけない」というルールだ。

 「できるだけ早く、かつ正確に部品を組み付けよう」というのは、典型的な「指示してはいけないルール」である。部品組み付けの早さは、ベルトコンベアーの速度をコントロールする管理者が決めることだ。それは組み付けラインにいる作業者(オペレーター)の決めることではない。

 もし「きちんと部品を組み付ける」というルールと「早く部品を組み付ける」というルールの両方を100%やれと指示したら、たぶんどちらも100%はできないだろう。なぜなら、早く作業しようとするほど組み付け失敗の起こる確率は高まるからだ。そして、組み付けに失敗した製品を後工程で検査して手直しして、とやっているうちに、結局ライン全体の生産効率は落ちてしまう。

 JR西日本は、どうやらこのことを根本的に理解していなかったように思える。「時間厳守で、かつ安全に電車を運行せよ」という命令は、特にラッシュ時のようなクリティカルな状況に置かれる運転手に対して指示されるべきものではない。両方をやろうとするあまり、どちらも達成できなくなるからだ。

 運転士に「ダイヤ通りに運行する」ことをルールとして課すならば、その前提として「100%安全に運行する」ことはほかの誰か、恐らくダイヤを組む人間とATSやら護輪軌条やらを付ける役割の人間の両方が、責任を持たなければいけない。今回の事故の取材で、JRWに「こんな過密なダイヤを組んだのは誰ですか」と質問しに行く記者がいないのは不思議だ。

 というか、実はJRのダイヤというのはコンピューターのプログラムで組まれている、という話を以前どこかで聞いたことがある。「コンピューターが組んでいるから間違いはありません」とか答えてるのかな、JRWの広報は。だとしたらそのコンピューターのプログラムを何とかしろっての。やばいよマジで。

 少なくとも、人員に余裕のまったくない状態でギリギリの運行ルーティンを毎日やらなければならず、そのためにオーバーランや制限速度違反が常態化していたことを定量的に計測して改善策を打つ社内ルールを作っておかなかったこと、それ自体がJRW「安全対策」の最大の問題だったという認識を、マスコミやブロガー諸氏は持つべきだと思うよ。

 で、その責任を取るべきなのは、当然ながら安全対策に最大の責任を持つ経営者だろ。社長時代に東西線を開通させ、今のJRWの運行システムを企画した総責任者である南谷会長は、一番その責めを負うべきだ。会長辞任は当然として、関経連副会長を降りないっていうのはどういう了見なのか。関電の美浜原発の件といい、関経連も本当に腐ってるな。もしかして、ことは関西経済界の知能麻痺であって、JRWの企業体質の問題だけではないのかもしれない。

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コメント

犠牲者が出てからじゃないと制度の問題に発展しないなんて、そこが今の日本の問題点じゃないのか。あとどれだけの屍を積み上げなければならないのか。

投稿: hasenka | 2005/04/28 10:12

「日本の」といった瞬間に主体がぼやけるんだと思うんですよね・・・
とりあえずは、かなり以前から様々な安全管理の問題が指摘されていたJRWが、少しでもその考え方を改めるようプレッシャーをかけるしかないと思うのですが>hasenkaさん

投稿: R30@管理人 | 2005/04/28 10:46

なるほど。

投稿: marcms | 2005/04/28 11:28

南谷会長が関経連副会長を降りると、この事故は起こらなくなるのですか?
自分には、まったく関係ないと思います。

南谷会長に(も)責任があるのは認めますが、彼が行うべきことは別のことだと思います。

ハラキリって、日本人独特の責任のとりかたですね。すごく無責任だけど。

投稿: ふくしま | 2005/04/28 12:17

陳腐な連想ですが、
日航機トラブルやトレンドマイクロのアレと、
どのような共通点があり、どのような相違点があるとお考えですか?
問題の社会的大きさをどのように設定するか、をお聞きしたいです。

投稿: ねなし | 2005/04/28 12:36

>運転士に「ダイヤ通りに運行する」ことをルールとして課すならば、
>その前提として「100%安全に運行する」ことはほかの誰か、恐らく
>ダイヤを組む人間とATSやら護輪軌条やらを付ける役割の人間の両方が、
>責任を持たなければいけない。
今回の事故は、「100%安全に運行する」ことを実現するために機械に
任せてしまってもいい部分(機械に任せた方がいい部分)がヒトに依存
したシステムにしてあったのが問題だったように思います。

投稿: tomber | 2005/04/28 12:40

即辞任ってのは「逃げ」の一種でしかないんじゃないかと。
罵声を浴び続けながらも事故原因追求して、そしてシステムに対策打って、それから辞任というのが「責任の取り方」じゃないかと思います。(その意味で今日の産経抄には珍しく同意)

でも、即辞任じゃないと納得しないのも世論なんでしょうねぇ・・・・・・。

投稿: Scott | 2005/04/28 12:43

>>南谷会長が関経連副会長を降りると、この事故は起こらなくなるのですか?
遺族の気持ちは、考えた方が良いと思います。

投稿: kondo | 2005/04/28 15:40

リスク論抜きの絶対安全を市民が要求してくるために公式のマニュアルでは実施不可能なくらい厳しい「公式マニュアル」を作る一方、実情にあった「現場マニュアル」が作成され用いられることを黙認してしまう。

#旧国鉄の「順法闘争」などの例がいい例だと思います。
#「公式マニュアル」通りに運用を行なうことはほぼ不可能。
#あるいは東武線の踏切事故など。

日本の場合、現業の方逹の能力が異常に高いため現場まかせの運用がまかり通ってしまった点が大きいと思うのですが。それはもちろん日本の強みでもあって、ボトムアップ型のカイゼンが可能になる素地でもあるのですが、一旦モラルハザードやら過信が生じてしまうともろもろと崩れてしまう脆弱なシステムであるともいえると思います。

投稿: hdk | 2005/04/28 16:39

会員企業の取締役でも何でもない人間が、経済団体の三役になれるなんて思っていますか?そんなわけないですよ。つまり副会長続投ってことは、JRWの相談役あたりに残るってこと。
度を超した無理な負荷を現場にかけて100人以上の顧客を殺した経営者が、その後も取締役に残って役員報酬をもらえるなら、この会社の誰も顧客に対して責任を全うしようとは思わないですわな。それでも良いというなら、僕はそれ以上何ももうしませんが>ふくしまさん

投稿: R30@管理人 | 2005/04/28 17:01

>この問題を超マクロで見ると、25日の「ニュースの現場で」のエントリのように「リストラ社会」に原因があるように見えてくる部分もあると思うのだが、それは問題の設定を巨視化しすぎだと僕は思う。

こうした事故には、「遠因」「中因」「近因」みたいなものがあって、マクロで見ると、際限なき効率優先こそが遠因だと思えます。で、その怒涛のような流れが、ふだんはその流れと同じ速度で流れていた「安全」を飲み込んだときに、置いてけぼりにしたときに、こうした事故は起きるのではないでしょうか。

投稿: 高田昌幸 | 2005/04/28 17:25

いやいや。
PJの記事はともかく、こういう事件を機会に考えた方がいいぞ?

>時間の正確さや「時間に遅れたらただでは済まさない」
みたいな性質はもう少し柔軟にした方がいいところではあるだろ。5分程度遅れたからって実質的には損害は無かったのに、時間に正確であれという正義のためだけに文句言ってくるウザイ輩はいるしね。
自分はそういう事をしないのみならず、ウザイ奴らをのさばらせないっていうのは日本にとって結構重要なポイントだと思うぞ。

PJの記事はその辺を経営者の責任と比較しちゃったりするから焦点がぼけてんだな。R30も文系ならそのズレこそをつっこんでくれよ。経営者の責任とか安全管理の問題とかは理系にやらしときゃいいだろ。心配しなくても誰も経営者に責任が無いなんて思いやしねーよ。

投稿: musekinin | 2005/04/28 17:33

普通に運転士の責任だと思うけど。
カーブであれだけスピードを出す馬鹿は居ないんじゃない?

投稿: aaa | 2005/04/28 21:08

運転士のスピード違反は、誰がそうさせたのかという議論に持って行かない方が良いですね。
それより「速度超過したくてもできない」ようにしたほうが良いかな・・・

投稿: p-style | 2005/04/28 21:34

運転手、会社、様々な所に責任はあると思う。もしかしたら国民一人一人にも広義では責任があるのかもしれない。

しかし一番大切なのは「誰に責任を取ってもらう事が、このような事故を二度と起こさない契機になるか」だと思う。

運転手に責任を求めても「カーブであれだけスピードを出す馬鹿は居ないんじゃない?」と個人の資質の問題になってしまう。

かといって国民に責任を求めても解決しない。事件が諦念と共に忘れられるだけだ。

やはりJRWに責任を求める、そして二度とこのような痛ましい事件が起こらない仕組みを作ってもらうのが一番だと思う。

投稿: モゲ太 | 2005/04/28 21:36

 まぁ名目上というか世間庶民が納得する形としては経営者辞任が当然なのは論を待たないとして。
 そこで何をどう改善すれば「次の経営者が安易に辞任しなくて済むか」を考えたげないとどうしょうもないわな。
 次の奴また同じ不祥事起こして陳謝するだけだろ。

 そもそも電車を5分に1本のペースで走らせる必要があるのか? 都内なんか3分に1本があったりするけど、それでいいのか? ってところから考えないと時間気にする体質は改まらないだろ。ゆったりのんびりとか言っても、実際に「載せるべき人数が多い」場合は時間詰めてでも乗せなきゃマズいんだから。

>100%の安全を維持しながら消費者の利便性にどう応えるか考えて実現するのが企業の役割だろ。

 100%はないだろ、さすがに。誰が何処でどんな仕事しても100%だけは、ない。いいとこ、99,99999999…とかじゃないか? 普通に考えて。
 100%は無い。どこかで、どっかしらのミスや不調が出る。「だから」出たミスが「顧客や工程に最小限度の被害を及ぼす程度に抑える」がリスク管理の基本だと思うんだけどな。
 100%なんて安易に口走っちゃ駄目だよ。そんな馬鹿なこと言うから、100%を達成しようとして事故するんだろ。

 ほんとにリスク管理のことわかって書いてんのか?

投稿: うんこ | 2005/04/28 21:48

>musekininさん
枝葉な話ですが、遅延は損害に繋がります。ダイヤどおりに運行できなくなると、ダイヤを引きなおすことになります。それに従って乗務員・車両の新たな手配、ダイヤ回復後の回送手配(終電後とかに)など明確な損失が発生するのです。つまり定時性の確保は乗客の利便性のためだけではないということです。

あと、5分遅れただけでてんやわんやになる融通の利かない硬直したシステムですが、元来その硬直さが自動車と違った鉄道の保安の基礎なのです。

投稿: 210.153.236.31 | 2005/04/28 21:49

正直読み違えたorz
ごめんなさい。

投稿: 210.153.236.31 | 2005/04/28 21:55

 だいたい昨日今日急に鉄道事業始めたわけじゃないんだから、1日の乗車数とか季節時間帯ごとの利用度合いとか路線別利用状況とか、そういった系統のデータは持ってるだろ。>JR
 だったら、その数値に基づいて「時間詰め詰めでも運行しなきゃいかんパート」と「相当のんびりやってもどうにかなるパート」ってのが、自ずから判るはずだろ。
 で、そういうのが判ったら「安全管理を最重視しなければならない(時間管理は二の次でよい)」部署と、「時間管理を最重視しなければならない(安全管理は重視しなくても時間管理が出来てゆったり動いてれば自然と安全確保できるレベルでよい)」部署が分かれるじゃん。自然と。
 で、今回事故っちゃったようなダメ君は比較的緩やかなパートで下積みさせて、安全確保等ハイクオリティな業務が求められる時間帯は熟練乗務員に任せる。熟練乗務員のハードスケジュールを回避すべく熟練乗務員は休養を多めに取らせる、等等。

 素人考えだけど、この程度でも十分安全管理は出来ると思うし乗務員の教育や鍛錬も間に合うだろ。間に合わなきゃ、そりゃ運転手じゃないわな。
 他のサイトを覗いて見たけど、どうやらJRたんはその程度のところからやってねえっつーか、なんで7両580人(1両あたり80人?)乗せるようなハイクオリティ業務をペーペーにやらせるんだ? っていうところから、十分すぎるほどオカシイじゃん。
 そこまでしてコストカットに走る理由はやっぱ外資比率が高いからですか? とか。それは関係ないですかそうですか。

 その程度の体質でやってる会社に「100%を求める」のは、土台無理なんだよ。

 そもそも仕事に100%を求める時点で頭可笑しいし、その上求める相手も間違ってる。2重に間違えてるから裏返って正論言ってると思ったら大間違いだよ。

 とか言って。

投稿: うんこ | 2005/04/28 22:15

このダイヤ過密なのでしょうか。山手線とかもっと過密なダイヤはあるのではないですか。まずオーバーランはなぜ起きたか、運転手の能力の問題か、そしてその虚偽の報告がスピードを余計に上げさせたのではないか。被害の多少と原因は離れて考えるべきではないか。被害の多さは設備、施設の改善に向けられるべきだと思います。

投稿: 並木 | 2005/04/28 23:34

今日のエントリーはとてもよいと思いました。コメント欄のわけわかんない主張もセットですけど・・・

投稿: とらお | 2005/04/28 23:51

ここまでまとめると、

R30は「南谷は関経連副会長やめろ」
って言いたかっただけなんだけど
枕が長すぎてそこがポイントだってことが
伝わんなかった。

投稿: kankeiren | 2005/04/28 23:58

とりあえず、スカタンなコメントしてるやつは、鉄板行ってこい。

投稿: emanon | 2005/04/29 01:02

>R30は「南谷は関経連副会長やめろ」
って言いたかっただけなんだけど

いや、でもこれには本当に同意。
不祥事があったとき、トップはすぐに辞任するのではなく、改善策を打ち立てることが責任を取るということだ、という考えは当然あると思う。

でも関経連副会長に居座って何になるのだろう。これだけの人命を奪った会社のトップが、何故平然とそういうことが出来るんだ。

JRWの社内体制や安全管理体制が、報道からは今一つ見えてこないのだけど、こういう鈍さのあるトップのいる会社なのだから、碌なことはしていないだろうな、と勘繰ってしまう。

投稿: t | 2005/04/29 01:37

主体がぼやけるのは確かにそうかも知れないが、実際、ほとんど全てのことに言えてしまうのだから仕方ないでしょう。ひとつひとつ個別に指摘する方がいいというのは正論だけれど、所詮、逃げ口上。実際、ひとつひとつ指摘できるなら、ぜんぶ言ってみてよ。

起こるべくして起こる事故が起きて、初めてマスコミは動く。マスコミが動いて初めて、経営者はルールの変更を受け入れる。

正直、日本にはリスクの計算と管理なんて考え自体がないんだろうと思わざるを得ない。だから、まだまだ同じことをこれからも繰り返しますよ。

ちなみに、辞任なんてことはどっちでもいい。どっちでもいいってのは言い過ぎだけれど、要するにそういうことでは何にも変わっていかないのですよ。

100人も殺して平然としてるのが気に入らないと言うが、辞任するのが責任の取り方だみたいな、子供みたいな感覚からさっさと目覚めて欲しいね。辞任すればいいだけだから何も変わらない。平然としてようがしてまいが、そんなことはどっちでもいいのだよ。

ではどうするかというと、これからは、客が死んだら経営陣の逮捕が当たり前で、場合によっては実刑も当然、という方向でいくのがいい。
結果として 100人も殺してるんだから、安全のために考えられることを全てやっていたという証拠がないのなら、トップは無期懲役でいい。

投稿: nh | 2005/04/29 03:12

>100%の安全を維持しながら消費者の利便性にどう応えるか考えて実現するのが企業の役割だろ。

これって
「100%の安全を維持しながら消費者の利便性にどう応えるか」考えて実現するのが企業の役割だろ。
じゃない?出来るか出来ないかは別としてとりあえず。

投稿: 名無しさん | 2005/04/29 03:31

「100%の安全を維持しながら消費者の利便性にどう応えるか」は問題の立て方がちょっと違うと思います。
 国鉄じゃないですから民営企業として持続可能なレベルで、車両的・機械的・システム的にリスク対策が過不足なく実施されていたかどうかです。私鉄・JR他社のリスク対策をみるとまだまだやれたことはあったのは明かです。
 個人的には1秒単位で労務管理し非人間的な懲罰が行われていた等の理由で、人的要因から来るリスクを過小見積もりしていた疑いが強いと思うのです。

投稿: akiller | 2005/04/29 06:02

100人殺したのは運転士だろ?
なんでそんな明白なことを言いづらい雰囲気なの?
ニュースでもほとんどそういう言い方しないよね。

同じ労働環境に居るほかの運転士も同じ事件
起こしたか?

まずは、「この運転士のミスで100人以上死にました」
で一区切りさせろよ。再発防止はその後だ。

投稿: aaa | 2005/04/29 11:39

で、運転士に責任のほとんどをかぶせてそれでどうなるんですか?他の路線、特に私鉄で採用されている様々な事故防止対策をコスト面の理由で採用せず、運転士への負担を増やした状態で一秒単位の時間管理をしていたことは考慮に入れなくてもいい?
とりあえず犯人晒しといて感情的に満足したいと?
再発防止はその後でいいからと?

この状態ではいつかまたどこかで事故がおきるかもしれない。それは5年後かもしれないし、ひょっとしたら明日かもしれない。事故がおきたとき、「あんな下手糞の運転士がいたから」で事をすまして納得できるのですか?こっちは運転士を選ぶことはできない。ならば下手糞が運転しても事故が起こらない環境ってのも大事だと思うけどね。まぁ極論ですが。

投稿: hiroponZ | 2005/04/29 11:57

今回の事故は、安全と定刻運行・利便性・コストといった優先の順位がいつの間にか逆転していた事を(気付いていたのだと思いますが)、(広い意味で)誰も真剣に考えてこなかったことから起きたのではないでしょうか?

だから、まず何が最優先されるべきなんだろうかということを考える必要があるのだと思います。JRも乗客も国民も政府も。そして最優先させる項目が破られそうなときは、何があっても断固として守られなければならないのだと思います。(新幹線とか乗り継ぎの時間が少ない時には定刻通りに運行されないとブチ切れそうになりますが、生命よりも時間やコストの方が大事。ではないですよね?)

色々な積み重ねで大なり小なり誰でも、つい最優先事項よりも目先の利益の為の行動や怒られないような(一見無難な)行動を取りがちですが、何を最優先にしているのか、常に発信・説明し、頭を下げて理解して貰う(させる)事が何を最優先にしているのかを常に思い出し、今回のような事故を無くす近道なのではないかと思います。。。

投稿: abc | 2005/04/29 12:09

 コメントの流れからは外れるけど。

> どんな業務でもそうなのだが「あるルーティンワークを人間にさせる時、二律背反となるようなルールを同時に課してはいけない」というのが、オペレーション・マネジメントの基礎の基礎だ。

 到着後10秒で発車ベル→「ドアが閉まりますドアが閉まります」→あわてて乗る→「駆け込み乗車はおやめください」→ムキー!

なんてことはよくありますな。鉄道会社のやつらは他人をダブルバインドに陥れて楽しんでやがるんだ、と考える俺は妄想ぎみ。

投稿: momose | 2005/04/29 13:48

仕事をしている人は身の回りに置き換えるといいかも。

開発期間の短縮(コストの削減)を強いておきながら完璧な品質のシステムを作り上げる、ということをプログラマだけの責任にするのは間違っている…ということですよね?(笑)

それぞれの担当に応じた責任を果たそう!
というかそもそも役割分担をしよう!

・品質のよいプログラムを提供すること
・必要な品質の基準をまとめ、管理すること
・期間短縮のための効率のよい基盤を提供すること
・必要十分な要求機能定義をまとめること
・チームのスケジュールを管理すること
&これらの役割間の風通しをよくすること

…etc,etc

いや、もちろんプログラマはコード品質だけ気をつければダラダラやっていいと言っているわけではないですよ。役割と責任の話。

投稿: 幼稚なわたし | 2005/04/29 14:05

しまった元記事はルーティンワークについて述べているのでした。

プログラマがルーティンワーク的になるような組織だと既に役割分担されていそう。

投稿: 幼稚なわたし | 2005/04/29 14:10

オーバーランがなぜかさらに多発してますけど「わざと」やってるくさいですな。本当の責任よりもこれを機に周辺状況を恣意的に問題化するような動きが…。鉄道専門家もコーナリング最中のブレーキングによる車両挙動といった点に大した知見をもってないようですな。

投稿: imazuman | 2005/04/29 16:44

んーと、利便性を高めるなら当然システム的な安全の担保を取ってからして欲しい。

安全装置等資金の手当がつかないから現場の緊張によって当面は危険回避して欲しいというのは、状況が強いられた短期のモノなら仕方ないが、そもそも増発企画などを最終的に推進したのはJRWの経営陣だろう?

事故の直接原因が、運ちゃんのスピードの出しすぎやら未熟さであるとしても、彼に運転をさせて良いと考えていたのはJRWの判断な訳だ。
お客が気持ちよく安心して乗車するには、運ちゃんにも気持ちよく適度な緊張と余裕を持って事に当たってもらいたい。
JRWにはその様な労務管理を望む。

噂ではJRW内のダイヤプレッシャーやいじめは競合私鉄と比べて相当あるらしい。路線も複雑だし。

投稿: トリル | 2005/04/29 17:14

運転手については、電車でゴーの上手い人なら、オーバーランってのは絶対おこさないと思うんだがwただたんに、こいつに適性がなかったんだと思うが。
そういうやつを使い続けてたのは、明らかに会社の責任だし、それによる責任を取るのは、これだけ被害がでたのなら社長以外ない。人身御供でも何でも責任は誰かが取らなきゃしょうがない。
後始末を社長がいないとできないってんなら、辞任した後無償ででもしろ。まあそんな企業クソだがw
しかしテレビ見てると、事故への対応がなってないのかな。こういう事故はあってしかるべきなんだから、起こる前に教育しとけとは思うんだが。被害者への賠償も、企業イメージもそこらでぜんぜん違うと思うんだが。
CMに莫大な金使うぐらいなら、そこらの研究したほうがコストパフォーマンスもいい気もする。
んで過密ダイヤの話だが、電車のダイヤは基本的に早さより正確さが求められる。テレビでは私鉄と秒を争う競争とか言い訳してるんだが、それは消費者ニーズを読み違えてるだけじゃないだろうか。だいたい早くいかせたいなら、止まる駅少なくすればいいだけだし。
まあ関西の現状は知らないから、本当の原因はどこにあるのかしらんが、とりあえず社長はさっさと辞めるべきだろうな。

投稿: ぴー | 2005/04/29 18:18

一般論にしすぎにような論の気がします。工場では安全に、確実に早くが生き残る道であり、それをするために改善がなされていきます。作業者はそれに答えるべく決められた事を行い、スタッフと一緒になって、手順の簡素化による方法改善、3Sというのをこなしていくのであり、あるべき姿を前進させていくのは企業では当たり前です。しかし、安全の認識というのは大前提であり、今回のJRの問題は、確実に早くというのは無理をさせるのではなく、どうしたらそれが可能なのかを考えずにただやみくもにあるべき姿の中の一部分(結果系)だけを提示し現場にやらせていたのでしょう。安全は鉄道だけではなく、工場の現場をもっている会社ならば一番念頭におくべき課題でありそれを考えずに早くだけでは簡単な仕事といっていいでしょう。(なぜか、災害が起これば下手をすれば労働基準監督署や警察が来て、了解ででるまでラインはストップです。災害が起きた瞬間にスタッフ職以上は徹夜です。)スタッフ職、管理職は何をやっているのか、甘いと言っていいと思います。
ただ、こういう問題が出ると職人さんがいなくなったとかの時代論にされるのが悔しい。それを痛感しているのは工場の現場であり、それを解決すべく、個人に頼っていた技能を伝承すべく日夜頑張っているのにね。職人の時代はただ「弁当、ケガは自分持ち」の時代であり、外にでなかっただけの話だけだと思いますがね。
ただ、企業の生き残りを考えずに済み、上へのしがらみだけで生きていける会社はいいですねえ。

投稿: 開けた | 2005/04/29 20:35

ミスなんて起こさないなんて言う前に
20時間耐久電車でGOやってみよう!!

・・・と脊髄反射はともかく、いじめをやっても人為的ミスはゼロにはならないんだから、
それをカバーするマネージメントをしろってことでしょ。要は。

時間と安全性と矛盾する事柄は両方こなすことが無理で、末端労働者とマネージメント側が
分担しなければならないのに、両方末端に押しつけていたのが悪いって言っているんでしょ。

投稿: 名無しさん@ネット右翼 | 2005/04/29 20:42

>>開けたさん
>手順の簡素化による方法改善、3Sというのをこなしていくのであり
 いまどきは4sでしょ。あと、78点の論理というのもありますね。改善のための合言葉~みたいな。どちらもご存知のことでしょうけど。
  ここの中の筆がすべる人はいまだに100%とか言ってるくらいだから(そりゃ20年前の論理でしょ)、現場のことなんぞ何にも判ってないのでは?

>>管理人
 過去ログでネオ丸ごと丼を気にせず自分流を貫けとは書いたけど、事実誤認や状況認識の甘さをさらけ出せとは言ってないぞ。そんなんだったら、嘘八百のほうがよっぽどマシなんじゃないか? 娯楽扱いできるぶんだけ、な。
 真面目ぶって○○であるべきとか言ってる奴がそもそも基礎認識オカシイって、どういうことやねん。そんで挙句の果てに糞つまらんポエム書いたり「僕は1日だけだったけどな」とか言ったり。お前それで遺族にどんだけ失礼なんかわかっとるんか?

 筆を滑らす前に階段から滑って落ちて氏ね、ボケが。犠牲者の無念をなんじゃと思うとるんじゃ。

投稿: うんこ | 2005/04/29 21:01

>現場のことなんぞ何にも判ってないのでは?

現場には今時とか4Sといった、確立された手法はありませんよ。
状況があるだけです。

投稿: ふーん | 2005/04/29 21:46

「100%の安全を維持しながら消費者の利便性にどう応えるか考えて実現するのが企業の役割だろ。」というのは顧客側の理想ですよね。
顧客からすれば100%が無理なのは分かりきっているとしても、0.000000~%の確率で起きた人為的事故で我が子が死んだらやはりやりきれない。
ミスは起こりうるにせよ、それはサービスの提供者らにのみ跳ね返ってくる程度に抑えるべきだと思います。
これもまた無茶な要求でしょうけど、そうで無ければ利用する側は利用するのを躊躇うと思います。
そういう体系を構築しようとする意思も能力も無い会社は廃業してもらうか、経営陣の首を挿げ替えるべきだと思います。
置き石テロ説(模倣犯?が出かねないような時代だと思うんですけどね)に、運転者の未熟な運転、そういう部分に逃げていた上の人間を見ていると吐き気がします。
未熟かつ能力に乏しいものを最前線に送り込んでハードワークを課していた事、
そういう人間を再教育/審査する技術の欠如(要はさっさと仕事覚えて戦力になれって事だったんでしょうが)、
経営者側の運営無知無責任による現場側への押し付けと現場側の行き詰まり、その状態の恒常化。
責任を下へ下へと押し下げていった結果、上は状況も知らず(あるいは知りつつ?)ただ甘い汁を吸うだけになり、
下はわずかな賃金を得るのみで常にギリギリの状況を押し付けられた。改善策も提案/実行出来ずに。
今日のニュースで今回無くなった運転手について報道してましたが、前回のオーバーランの際、
反省文と改善方法を先輩の前で書かされて(停学処分のような感じ)それを掲示板などに張り出されて
同僚に声を上げて読まれて、それを聞かされていたそうです。晒し者です。同僚さんが証言されてました。もう、なんか異常。
運転手が悪いと言ってしまえば、そんな運転手を使う、育てる企業が悪い、そんな人しかいないならそんな人でも運転出来るようなダイヤを組めばいい。
そんなんじゃ会社が潰れるなら潰れてしまえばいい。結局、こうした根本的な意識が一切なく金と権力だけしか見なかったであろう経営者の問題だと思います。
もちろん、JRだけに言える事ではなく、しがない下町鉄クズ加工業のウチの会社にも言える事です。
まあウチのところは顧客を殺す事はないから少し違いますが。駄文失礼しました。

投稿: DQN工作員 | 2005/04/29 23:24

あほらしい。
医者が医療事故で100人以上殺したらどうなる?
過酷な現場のせい?その病院の体質のせい?
その医者は罪に問われないのか?
この100人以上殺した運転士とどこが違うのか?

違いを説明してくれない?

投稿: gougen | 2005/04/29 23:33

>医者
まともな病院なら100人殺す前に意思を辞めさせます
そういうこと

投稿: 名無しさん@ネット右翼 | 2005/04/30 00:27

>gougenさん

その事故や医者の置かれていた状況とか具体的に分かるものがないので違いと言われても困ります。
現場に責任を取らせれば全て改善するならそれでいいのかも知れませんが、今回の件では組織的な病理のような気がするのです。
再発しない事が重要であり、今回の事故も要所要所で自浄装置が機能していれば防げたんじゃないかなという気がします。
それはうんこさんが仰ってるような事でもあるし、だからこそこんな企業に100%求めるな、と考える前に
こんな企業にこんな重大で公共性の非常に高い事業をやらせるな、経営陣を変えろ、さもなきゃ潰せ、
という極論を吐かせてもらったわけです。
ま、あほらしいといえばあほらしいですよね。顧客が顧客であるがゆえに企業に理想を求めるなんて。
あと自分もあほですのでメチャクチャな事言ってるんでしょうが
その辺勘弁してください。

投稿: DQN工作員 | 2005/04/30 00:56

2ちゃんんでもそうだが、やたらと責任論を個人に収束させて、組織の問題性を否定するどころか、視点そのものを組織から逸らそうと必死な奴がいる訳だが、そういう奴の出自を知りたいなw
まあ関係者ではないだろうが、緑のブログのコメント欄で焼身自殺を図って炎上だと騒いでる(炎上しているのはおまえ自身だろって話だが)馬鹿といい、思想誘導され易いどころか、誘導されないと生きて行けないと言わんばかりに誘導されまくりの奴の多さはどうかと思う。
教育の崩壊って、知識学力じゃなくて、こういうところで強烈に出ているんじゃないのか?
いやいや、崩壊しているんじゃなくて昔からこんなものですよというのなら、それこそこの国はろくなものじゃないなと。

投稿: くれふ | 2005/04/30 06:41

>崩壊しているんじゃなくて昔からこんなものですよというのなら、それこそこの国はろくなものじゃないなと。

 じゃあロクなもんじゃないんだろ。
 教育による洗脳効果でそういった世界は「無いもの」「不浄なもの」と認識してるだけなんじゃない?
 この手の話は、ちょっと昔の人(70代あたり)に聞けばモロモロ出てくる。昔はそうなる前に誰かが止めた(相互扶助)とか、なりゃあなったでたいした被害は出なかった(仕事の規模が小さかった)てなことが殆ど。ケースとして「いつおきても不思議じゃない」ことが、今回たまたま最大級規模で起きてしまったというだけのことなんじゃないかな。

 そういう現実が目の前で繰り広げられるまでまったく気付かないのもおかしいと思うし、起きてから何か言うのも間の抜けた話。それだけじゃん。

投稿: うんこ | 2005/04/30 08:02

kankeiren氏:
>R30は「南谷は関経連副会長やめろ」
>って言いたかっただけなんだけど

このエントリを要約すると「二律背反ルールを課した経営陣が責任を取るべき」じゃないですか?
関経連副会長やめろ、は尾ひれでしょう。

うんこ氏:
>素人考えだけど、この程度でも十分安全管理は出来ると思うし乗務員の教育や鍛錬も間に合うだろ。間に合わなきゃ、そりゃ運転手じゃないわな。
素人考え以下だったということかと。
ニュースで年齢構成が出ていたけど偏ってましたね。

投稿: maki | 2005/04/30 09:50

組織側にも問題があるのは当然だろ。
でも、なんで運転士個人の過失を「素通り」させんのよ?
死んだから?

「二律背反ルール」なんてどこにでもあるだろ。
「納期は延びないが品質は保て」とか。
この運転士を特別視する必要がどこにあるんだ?

投稿: aaa | 2005/04/30 13:14

>なんで運転士個人の過失を「素通り」させんのよ?

医師免許を持っていない偽医師を雇用して医療事故が起きたら、その個人の犯罪性もさることながら、そいつを雇用した病院がまず最大の問題となる。
そんな奴を雇用するなと。

犯罪性≠問題性であり、それぞれは別次元で、別の対処(責任の取り方)が求められる。

個人には行為に対する犯罪性しか存在しないから、当事者が死んでしまった以上、それ以上は何も問えない。
組織には犯罪性と共に問題性があり、その組織体が存続し続ける以上、犯罪性の責任問題と共に、問題性への批判があってしかるべき。

投稿: くれふ | 2005/04/30 15:50

4つ上のうんこ氏のコメント、論点ずれてる気がしてならないんだけど。
くれふ氏は「やたらと責任論を個人に収束させて、組織の問題性を否定するどころか、視点そのものを組織から逸らそうと必死な奴」について述べているのに対し、うんこさんは事件そのものについて述べちゃってない?

投稿: t | 2005/04/30 21:34

terutellことてるてるです。「てるてる日記」の「尼崎での脱線事故について関連記事・ブログなど」を紹介していただいてありがとうございます。
きょうになって知ったのですが、福知山線沿線にお住まいだった方のブログ「たなか@さくらインターネット」に、たいへん詳しい、極めて妥当と思われる事故の分析がありました。
福知山線がこの数年で大阪・神戸のベッドタウンの人々を運ぶ路線として急成長し、ダイヤが無理をしてきつきつになったことがよくわかります。
既に新聞・テレビでも報道されていますが、線路のつけかえでカーブがきつくなったことや停車駅の増加にもかかわらず所要時間が短縮されたことなどについて、早くから述べられています。
「2005年04月25日 列車事故」
http://tanaka.sakura.ad.jp/archives/000298.html
「2005年04月30日 ダイヤは過密ではない」
http://tanaka.sakura.ad.jp/archives/000309.html

投稿: terutell | 2005/05/03 00:12

死にたくなかったら電車は後ろのほうに乗っておいた方がいいというのは常識。
電車が遅れたら、運転手や駅をクソミソに怒鳴り殺す殺人行為および殺傷行為が平然とそして淡々と行われるのが関西。それを何とも思わないどころか、平気で人を怒鳴り殺すことが男の甲斐性であり、平気で目の前で人を怒鳴り殺す殺人ができる男を男と見なすのも女性のたしなみである。
「今日何人の人間を怒鳴り殺したか、この殺人でどれだけの方が足腰立たなくなり再起不能になり死亡したか、死者数の報告」を自慢できるし、殺せば立派な人だと評価できて、殺し屋を絶賛できる周囲の環境がある。
関西人という暴力団・暴力組織に対応するため、日勤教育が必要であった。
客が何度もJRを怒鳴り殺していたら、しまいには客の方が殺された。
・・・という風に見える。
人のことをなんども悪く言うのはどうかと思うし、どうせゆっくり車両を走らせていれば安全だけど、安全にしてたら関西人から怒鳴り殺されるんだし、JRからすれば客の要求通り無理な運転をしていただけのように見えるのですが。
それで死んだらJRのせいでしょう。まあ法的にはそうなのかしれない。
JRとしては自分を守るために安全な運転をしてたらよかったのでしょう。客の意向を完璧に無視してでも。そうでもしないと法令遵守・コンプライアンスもないのでしょう。顧客の利便追求などはこのご時世では言ってられないっすよ。客の言い分をすべてきいてたら犯罪者になってしまう。
暴力団に対応する必要もない。自分を守れ。
「人が死んでいるのになんてことを言うんだ!」っていっても、現実関西では原子炉がいまも動いているし、原子炉の点検のさいにはつねに放射性物質が福井の海に流れる。いまや関西の方が広島・長崎よりも被爆しているのではないか。自然放射線とは異なる放射線を日々浴び続けている現状で、この程度の数の死で慌てることもないのではないか。すでに人の判断力も狂ってきているし、すでに何百万人の身体への影響が原子炉によってもたらされているし、それでもどうせ電気を誰でも使っているでしょう。
自動車事故で死亡する人も数限りないが、JR事故ほどに怒りを外を走っているクルマに持っているかというとそうでもないのではないか。死亡者数からするとJRの車両よりも自動車の方が人を殺しているが、CMもし放題だし、だれでも免許が取れるし、いつでも交通刑務所に行ける人間が量産されている。
人間の死で議論がふくれあがるだろうけど、簡単な死はいくらでも転がっているし、しかもそういう簡単な死の方が(自動車が売れないと日本にカネが回らなくなってごはんすら食べられないし外貨がなくって世界の「うまいもの」が食べれないなどという理由で)考えられないし、グルメを楽しめないのでクルマのことは悪く言わないとか私だってパソコンのことは悪く言わないんでしょ。
体に悪いのをわかっちゃいるけどやめられないんだよね。どうせ人が死ぬんだけどね。
バカまるだしだよね(^^;。

投稿: 相談者 | 2005/05/03 14:11

暴力団員・関西人の要求に屈して社員イジメを慣行化し是正せず最高の利益を上げていた、と。
アホらしい話ですが、「これ以上早よできまへんねん」、という事を社会に認知させる
営業努力をしてたとでも言うのかといいたい。
んで、暴力団の要求に屈して安全性を放りなげた、と。これ客の要求する安全を無視したって事でしょ。
いずれにせよプロの仕事ちゃいますよ。プロなら出来ん事は出来んと言うべきでしょ。
自分を守る為安全運転するべきだったとか言ってても、暴力団に屈する事で利益は最高ですから。
その利益のダシに従業員や客がされたって事でしょ。
交通事故とかは別の問題、てか本質的にドライバーに免許(運転する資格)を与える規準だって
いろいろと見直すべきだって議論がありますよ。
んで結局根本としては同じでしょ。未熟な運転者を世に出すのはいかがなもんか?って事だよ。
原子炉に関しては詳しくないんで良かったら資料出してくださいよ。

投稿: 広域暴力団・関西人 | 2005/05/03 16:22

現実、安全性を無視した結果生じた欠陥が露呈したという一件なんでしょう。
テレビのキャスターも安全にすればダイヤは遅れるとか言ってたけど、いずれにせよ現実的には安全に運行するしか鉄道業務というものもないんでしょうね。どうせ事故ってまで競合他社とのせめぎ合いを続けるまでもないというか・・・。
まあ、実際に運転する側であればこれだけ急カーブのある路線でスピードを要求されればどのような結果が出るのかはある程度予測はつくだろうけど、この予測も上司には報告ができなかったのかなんなのか、改善されることはなかった。そしてあるべき事故が起こったと。上に報告することができない組織ってのはあるだろうけど、いずれにせよ、組織の弱いところはいずれにしても結果が出るという例を見ている感はありますね。

とにかく、原子炉に関しては以下もあろうかと思います。まだまだあるでしょうし、ググってみられることで、我々もたんなる動物であることを知る一助であろうかと思います。
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/page7.html
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/
http://www.jca.apc.org/mihama/tepco_dt/fukushima11_6th_review.htm
http://www.jca.apc.org/mihama/tepco_dt/hoanin_kenkai.htm
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news69/news69top.htm
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news70/news70top.htm
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news72/news72fukushima.htm
http://cnic.jp/old/news/tansin/335.html
諦めるのはまだ早いと私も未来を信じたい一心です。皆死ぬか、生き残るかという視点で書かせていただいております。このページにおける事故もこの社会の一端にしかすぎません。より豊かになるか、自らの行動で安全を見いだすか(永続可能な社会と言われていますが、同時により豊かになりたいとまだ唱えられておりますし、戦後の食事が絶対に無理な状況を鑑みないところも踏まえた上で、根は深いものと思います)、この数十年つねに瀬戸際かと思われます。現象(メルトダウン・さらなるウイルス繁殖による大量死・化学物質によるさらなる狂人化)が出ないことを切に希望します。

投稿: 相談者 | 2005/05/04 21:58

既にご存知かもしれませんが、結果が出たみたいですね。
JR西・南谷会長、関経連副会長を辞退へ(朝日)
http://www.asahi.com/business/update/0506/032.html
JR西・南谷会長が関経連副会長を辞任へ(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20050506ib03.htm
JR西日本の南谷会長、関経連副会長の再任を辞退(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050506AT1D0600606052005.html
関経連副会長を辞退へ JR西日本会長(産経)
http://www.sankei.co.jp/news/050506/kei053.htm

投稿: 通りすがり | 2005/05/07 00:58

>いずれにせよプロの仕事ちゃいますよ。プロなら出来ん事は出来んと言うべきでしょ。

言ったって信じやしないでしょ。
「ふざけんな。テメェさぼってんのか。」と。

仕事の外の人は、こういう事故を「証明」として受け取って、初めて現場の声を聞くんですよ。
「始めから言ってくれればいくらでも対処したのに」という顔をして。

投稿: Scott | 2005/05/07 15:45

>組織側にも問題があるのは当然だろ。
>でも、なんで運転士個人の過失を「素通り」させんのよ?

事故原因の背景が主にどこにあるかということかと。
特定の運転士だけの問題なのか、JRWの体質なのか。

>「二律背反ルール」なんてどこにでもあるだろ。
>「納期は延びないが品質は保て」とか。
>この運転士を特別視する必要がどこにあるんだ?

作業者がトレードオフの調整をするべきではありません。管理者が明確に優先度を設定する義務があります。
鉄道で言えば安全第一のはずですが、運転士は時間も第一というメッセージを受け取っていたと思います。

二律背反はどこにでもあるし、たいていは失敗します。
人が死なないから表に出ないだけです。
それを作業者の責任に帰すとしたら最低の社会だと思います。

投稿: maki | 2005/05/08 18:37

ひどいブログですね。

誰それのブログを取り上げて批評をしていますが、あなたのブログも大概中身がなく、ものの見方が感情的且つ一次元的ですね。

何かを批評するときは伝聞ではなく事実に基づいたもの事象を批判したらどうですか?

おつむのレベルが知れますよ

投稿: あははh | 2005/05/09 17:07

>言ったって信じやしないでしょ。
>仕事の外の人は、こういう事故を「証明」として受け取って、初めて現場の声を聞くんですよ。

皮膚感覚で理解してますよそういう事。
だからこそそういう部分をケガ人が出る前に是正させる仕掛けが必要だと思います。
経営権に関わる部分であって入り込み辛い部分だろうけど
適切な監査や現場側が自由に提案し実行出来るような構造改革が求められるでしょうな。
こうやって言うのは簡単なんですけどねぇ。ハァ。

>何かを批評するときは伝聞ではなく事実に基づいたもの事象を批判したらどうですか?

おれはR30氏ではないけど貴方も今回の事故について御自分の意見を述べられたらいかがか。

投稿: 広域暴力団・関西人 | 2005/05/09 19:50

>>原子炉の点検のさいにはつねに放射性物質が福井の海に流れる

流れてねぇよ。。。
少しでも流れれば市役所と県庁の探知機に即効反応するっての。。。
いい加減な事いうなよ。

投稿: あの | 2005/12/04 15:19

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受信: 2005/04/29 20:36

» ご冥福を祈りたきゃ [★けむりん@プチブルBLOG★]
黙って祈れ、と思うのは俺だけか?祈りというものはそもそも、非常にプライベートなものであり、少なくとも不特定多数のBLOGの読者に向けて自分が祈っていることを開陳する必要は全くない。しかもそういう不必要な態度表明が死者や遺族とはなんの関係もない第三者が挙ってやっているものだから極めて嘘くさく感じさせるのだ。 まともな人間なら、そんな薄っぺらな言葉をわざわざ言わなくても、祈りに近い感情を抱くのは当たり前だろと俺様は思う。祈りには拡声器など必要ないはずなのに、対象者を無視して横ばかり見て自分をアピ... [続きを読む]

受信: 2005/04/29 22:51

» 脱線事故の件 [so-go.info blog]
これについてR30さんの挙げた例は非常にわかりやすい。オペレーティング側は現場で... [続きを読む]

受信: 2005/04/29 23:22

» JR福知山線脱線事故と安全対策について [あれは,あれで良いのかな?]
だんだん事故の全貌が明らかになってきました。詳細については更なる調査報告等を待ちたいと思います(それにしても,現時点の情報では,どうも運転士に全ての責任を押しつけようとする雰囲気がありますね。この情報だけでそうだと決めつけるのはどうなのかなあ?)。 とこ... [続きを読む]

受信: 2005/04/30 02:29

» 福知山線の事故から教育と人材育成を考える [あれは,あれで良いのかな?]
福知山線脱線事故では,いろいろな情報が報じられています。 そのなかで,やはりJR西日本の安全管理面の問題が指摘されつつあります。 その中で,運転士の再教育について不十分ではなかったのかとの指摘もあるようです。一方で,前回指摘した以上に,運転士に対してかなり... [続きを読む]

受信: 2005/04/30 02:30

» 暴走 [Proving grounds of the mad over logs]
福知山線脱線の要因は スピード第一主義 ラッシュ時に新米を配属 カーブ直前で急ブレーキ のようだ。 (a)... [続きを読む]

受信: 2005/04/30 07:37

» 鉄道事故と民営化の関係について考える [よろずもめごと論]
 JR福知山線で大変痛ましい事故が起きた。26日現在で73人もの方が亡くなられたと報じられている。  決定的な原因は明らかでないが、運転士の資質の問題、スピードオーバー、ATSや脱線防止ガイドの不備、置き石の可能性、緊急ブレーキによるものまで様々な可能性が挙げられている。  おそらく複合的な要因であろうが、いずれにしても人災であり、運転士の落ち度がこのような大惨事に結びついてしまう異常な状態、フェイルセーフ(誤りがあっても重大な結果に結びつかない仕組み)を欠いた状態で運行を行... [続きを読む]

受信: 2005/04/30 19:18

» 現場の責任かシステムの問題か(4/28追記) [よろずもめごと論]
 JR福知山線の事故について、昨日は鉄道事故と民営化の関係について考えたが、実は私の本当の問題意識はここにはない。  この痛ましい事故についてもう一度論じるつもりはなかったが、昨日からの報道をみると運転士個人の問題(40mの停止位置オーバーを8mと報告するよう車掌に依頼したなど)が強調される方向に向かっているようだ。  これでは犠牲者が浮かばれないので当ブログの原則に反して敢えて補足しておきたい。 ... [続きを読む]

受信: 2005/04/30 19:19

» 精神論ではない対策を求む(脱線事故) [よろずもめごと論]
 JR福知山線(宝塚線)の事故は、厳しい運行状況をフェイル・セーフの考えもなく、現場の緊張感に大きく依存していたことが、その背景にあることが明らかになってきた。  「背景」というよりむしろ「主因」であると私は考えている。現場の(非現実的な)緊張の持続に頼るから、「日勤教育」のような前時代的なことが行われ、現場の人間を精神的に追い込み、健全でない精神状態(うつ状態など)が、さらなる危険を招いているという構図だからである。  このような構図は経営者、管理者が日常的なトラブルの原因... [続きを読む]

受信: 2005/04/30 19:19

» 犬と操縦士 [我的因特網留言板 (by 浜村寿紀)]
「未来のコックピットには、犬と操縦士が乗務する。操縦士の仕事は犬にえさをやることであり、犬の仕事は操縦士が何か装置を触ろうとすると噛み付くことだ」 航空業界の人なら誰でも知っている冗談で、事故やトラブルの原因の多くは人為的なものだから、コンピューターによ...... [続きを読む]

受信: 2005/04/30 22:41

» いやな世の中だよねえ [十で神童十五で才子、二十過ぎればいなくなる]
ちょうど一週間前、悲惨な事故が起こりました。日本人なら皆ご存知だと思うので、何の話かは省略いたします。 こういうのはブログとか、マスコミとかには格好の餌なようで。私も何回か書こうと思うネタを思いついたんですが、踏ん切りがつかなくて。 で、ブログに関してはこのサイトが良くも悪くも大反響のようです。 JR事故が経営者の責任じゃないならいったい誰の責任だというのか:R30 こうやって「責任、責任!」というのがこの世の中の風潮なんですね、やっぱり。ありきたりな台詞ですが、おじいさんが会社を辞めれば1... [続きを読む]

受信: 2005/05/01 09:29

» 脱線事故再考・・・人間を無視していないか? [だんなの屋根裏部屋]
尼崎のJR福知山線脱線事故に関して、様々な原因分析がなされていますが、物理的な要因や過密なダイヤなども原因とされています。ただ、どうも本質に迫っていないと感じるのは私だけでしょうか? 運転手が精神的に追いつめられていたならば、それを追いつめたのは会社です。会社の体制や現在の日本企業の経営姿勢にも問題があることをこの事故は示していると思います。人を酷使する合理化や成果主義に問題があることは言うまでもありません。 ここで「トヨタ生産方式の理念はこれではないか?」と改めて再認識しました。当然人間だから... [続きを読む]

受信: 2005/05/01 16:57

» JRの慎重さを体感 [まきこみ計画]
ここ数日は東京へ行ったりしていてブログをチェックしていなかったのですが,26日に書いたJR西日本に関するエントリーのせいで,”ここ数日”のアクセスがすごいことになっているのを今日知りましたw.それだけ皆さんの関心を集める出来事なんですね.まあホントに,JR... [続きを読む]

受信: 2005/05/01 23:59

» 尼崎列車脱線事故VII(危ない歩道にもガードをつけろ) [時事を考える]
尼崎脱線事故:JR西日本、衝突マンションの買い取り検討とのこと当たり前ですね、で [続きを読む]

受信: 2005/05/02 14:01

» 福知山線に宝塚線という愛称を付けたのは… [さそり座のさそり座は]
脱線事故なぜ起きた? 運転・車両、惨事の芽は (朝日新聞) - goo ニュース 前日の補足をすると、昔は上り(尼崎方面)方向だけは脱線現場で カーブせず真っ直ぐ進み、尼崎駅に入る所でカーブするルートでした。 地図とかヘリなどの映像を見ると例のマンションの手前から尼崎駅 までの辺りは名残がありますね…。 福知山線は大阪駅に繋がる路線なのに、約25年前まで単線区間、 電車で無くディーゼル機関車が旧型客車を引いて走ってる線で�... [続きを読む]

受信: 2005/05/02 15:34

» 「未来に夢中です」消える [さそり座のさそり座は]
JR3社 東は減収減益、東海と西は最高益 3月期連結(毎日新聞) 被害を受けた方々が、この最高益の理由を見たら、どう思うだろう…。 福知山線が新三田まで電化されたのは約20年前のこと。宝塚駅の 下りの次の駅、生瀬から、道場駅までの区間は、電化前は山と山の 合間を縫ってクネクネ走ってました。その殆どが真っ直ぐ打ち抜かれ トンネル路線になって、そこに西宮名塩駅と新しい武田尾駅が出来 ました。特に�... [続きを読む]

受信: 2005/05/02 15:36

» どっちに乗車しょー [さそり座のさそり座は]
新型ATS設置せず再開も 宝塚線事故でJR西が見通し (朝日新聞) - goo ニュース 運転士に制限速度を順守することを徹底させるのは良いとして、 現場付近を徐行運転することで安全を確保するとしているが…。 今までの本数と、所要時間を維持しながら更に現場付近(付近 ということはカーブだけで無いということと思うが)を徐行すること は、運転士に更に負担を強いることになるのでは?他の運転士 のテクニックとかの話でなく、... [続きを読む]

受信: 2005/05/02 15:37

» JR脱線事故で考えたこと [カワセミの世界情勢ブログ]
 JR西日本の脱線事故は世間で散々話題になっているし、今更という気もするが、ちょ [続きを読む]

受信: 2005/05/02 21:57

» マスコミに期待すること [Life is beautiful]
 JR宝塚線(福知山線)の事故に関しては、状況証拠も物的証拠もかなり揃った。それらの情報を合わせれば、根本の原因はJR西日本の安全よりもスピードと定時運行を優先していた経営方針にあることは明白である。  もともと無理のある運行ダイヤに加え、「遅れ」を生じさせた運転手対する懲罰システムのために、「(少しの遅れは)カーブの直前の直線を120キロの制限速度ぎりぎりで走り、(事故の起こった)カーブ手前で急ブレーキをかけて取り戻す」という安全を無視した運転が、日常的に行われる状況になっていたのである(参考記事... [続きを読む]

受信: 2005/05/03 01:27

» JR西日本の抜本的改革に必要なもの。 [la3751の日々雑感]
 ようやく、過熱気味だった福知山線脱線事故の報道が収まってきた。  しかし、事故原因はまだ解明されたわけではないし、肝心のJR西日本の抜本的 改革の着手もない。  そこで、JR西日本の抜本的改革に必要なことについて、書いてみたい。  まず、JR西日本には利益至上主義がはびこり、本来の輸送体制の前提となる 安全管理体制の構築を阻害していた。  利益向上のためには、安全を軽視しても構わないという企業文化、体質が生み出さ れてしまっていたといえよう。  そこで、これらの企業文化、体質を根... [続きを読む]

受信: 2005/05/19 01:10

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