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2005/02/19

ネット右翼だって現実社会に戻ればリベラルでしょうが

 リベラルブログうんたらという話がむなぐるま氏の「日本ではリベラルブロガーのハブはないのだろうか」っていうエントリあたりから広がってるみたいで、既にまとめも終わった議論みたいだけど(笑)、ブログのサブタイトルも変えたことだし、亀レスだけどちょいコメント。

 僕自身の考えはstandpoint1989氏のこちらのエントリに割と近いんだけど、こと「ネット右翼」については別に大した問題じゃないと思う。切込隊長がこちらのエントリで何かえらく難しげにまとめているが、分かりやすく言っちゃうと「頭のいい若い奴がどんどん生活不安を増大させていて、そいつらがネットで自分の生活を脅かしそうな欺瞞に食いつくとネット右翼って呼ばれるだけなんだよ」ってこと。ま、そういうことである。

 ネット右翼、あるいはサイバーカスケードという現象が発生する原因は、もう1つあると思う。これまたあちこちのブログで指摘されていることではあるが、要するに既存のマスメディアが(僕も含めて)こういう若い連中の不満を十分に回収できてないってこと。それは何でかというと、要するにマスメディアが考える物事の優先順位が、身近な一般常識から考えて矛盾していると思えることが増えてきたことだ。

 例えば、ある公共企業が単純作業の業務をITで効率化して、その作業に従事していた従業員を他の業務や部門に転換、あるいは早期退職させようとしたとする。既にかなり以前から自動化が予定されていた業務であり、作業員のほとんどは定年退職間近の50代の中高年である。しかもそれによって消費者は直接そのサービスの値下げの恩恵にあずかれる。

 僕ら30代の感覚なら、「事前にそういう合理化を行うことが世の中にも知られており、しかも従業員の他の業務への転換の可能性も残してあるのであれば、公共サービスの値下げのために退職勧奨や業務転換はしょうがないのではないか」と考えるだろう。ところが、某●日新聞には、「公益を掲げる大企業の従業員への許し難い仕打ち」と書かれる。なんで??どうしてそうなるの??

 長年マスコミにいたくせに最近になってその理由を知ったのだが、どうもその大手新聞には「労働組合>消費者」という、価値判断のための鉄の社内ルールが確立されているらしいのだ。具体的な価値体系を僕は詳しく知らないし、ここでそういう差別表現を列挙するのも憚られるのでしないが、要するに戦後50年以上「社会的な弱者・可哀想な人たち」とされるレッテルがコード体系として完成しており、記事掲載の優先順位や記者の評価みたいなものも、そのコード体系にいかに沿った主張をするかということで判断されるらしい。

 もちろん、アフリカの難民は今でも相変わらず悲惨だし、高齢者や障害者がその身体において一般人に比べて絶対的な弱者であることは疑いようもないのだが、しかし現実の社会というのはそんなに単純なものでもなくて、弱者の名前をうまく語って金儲けや裏の権力を身につけている人だっているし、大企業だってそこで働く人々が時に金銭以上の社会的正義を原動力にしてビジネスを動かすことだって起こりうるわけだ。

 僕が駆け出しの記者の頃、ある九州の冷凍食品メーカーの創業社長に取材した。その時、彼から「私は経営者として、従業員には何とかして充実した人生を送ってもらいたいと思い、いろいろな福利厚生の制度を取り入れてきました。本社工場の敷地内に、工場より大きな土地を使って従業員用の運動場も作りました。それでも地元の大新聞の記者さんには"企業のやることは金儲けが目的だから信用できない"と言われる。私はこれ以上、どんなことをすれば世のため、人のためになっていると思ってもらえるんでしょうか」と相談されたことがある。無一文からたたき上げてド田舎で全国ブランドの企業を築いた彼の一途で素朴な問いかけに、その時の若い僕は返すべき言葉を見つけられなかった。

 そういう、吉田あみ氏@日日ノ日キ言うところの「世界はほんとうはもっと色鮮やかで豊かだし、残酷で不気味」なんだという認識が、日本のリベラルなマスコミの方々の価値判断基準にはどうも欠けているような気がする。なぜ欠けているかというと、このブログでも前に書いたように、「個々の記事の価値基準をいちいち是々非々で判断していたら、効率が悪くて仕方ないから」だ。少なくとも、ネットがここまで普及する以前は、それはマスコミに限らず、多数の人々の意見を集約するのが仕事の人々(行政、政治など)にとって「効率が悪い」ことだった。

 そして、マスコミの価値コード体系の中には「(ほぼすべての)取材先>購読者」というのも含まれているから、購読者がどんなに必死で「事実が違う」とか「偏ってる」とかクレーム電話をかけても「担当記者に伝えておきます」の一言でシカトされるという事態が多発するわけである。

 ネット右翼と呼ばれるムーブメントは、だから僕はある意味「マスコミが自らの価値基準の決定プロセスにネットの効率性を積極的に利用しようとしない」ということへの、社会からの異議申し立てなのだと感じている。

 一般に、マスコミ人がインターネットで直接意見を集めるのにものすごい抵抗を示すのは、彼らが業務上の効率を考えて前提に置いている各社独自の「価値基準」に対し、ネットのありとあらゆる人たちがいっせいに異論を唱えてきたらどうするのか、というのを想像して身の毛がよだってしまうからだ。

 でもそういうことは、実際には起こり得ないと僕は思っている。なぜか。それは「ネット右翼」と呼ばれる人々の行動をつぶさに見ているとよく分かる。

 彼らが食いつくのは、自分の身近な出来事や現実と比べても、明らかに筋違いと思えるような前提を置いて書かれた記事や意見に対してである。自分が直接知らないことについて飛びついて来たりはしないし、身近な経験があることに対しても書き手がそう述べる根拠や経験(いわゆるソース)を開示した場合には割とあっさり引き下がる。

 つまり、誰もが決定的な事実を知っているわけではない状況において、平等に意見を言えるという前提のあるネット上での議論にはものすごく熱心だが、「意見を裏付ける決定的な事実」や「論争の相手が誰が見ても社会的弱者であることの証明」などが示されると、とたんに「あまり一般化するなよ」とか何とか捨て台詞を残して消え失せたりするのである(笑)。

 だからマスコミはネット右翼にあまりびくびくしないで、自分たちがそういう価値判断に至ったプロセスというか、ソースをちゃんと(出来る範囲で)開示して、もっと出せとか言う人が出てきたら「取材源の秘匿とか個人情報とかいろいろあって出せないんです、ゴメンナサイ」とそこで折れておけばいい。それでたぶん収まる。

 左巻き批判が大好きなネットワーカーでも、弱者に対する情が深いという点ではリベラルと変わらないということを、僕は切込隊長のニートに対するいくつかのエントリで見せられたような気がする。自分たちだけの独自の価値コードを盾に決めつけ・開き直りをする左巻きマスコミのブロガーに対して彼が仕掛ける攻撃は苛烈なものがあるが、では徹底的に「強者の論理」の人なのかと思いきや、自分のエントリに突っかかってきたニートに対して延々と人生相談に乗ってみせる。あれはどう見てもリベラリストの姿だ。彼が自称するようなRepublicanではあり得ない。

 ネット右翼を装って過激なことを書いている人の中にも、恐らくリアルでは常識的にリベラルな人というのがたくさんいるんだと僕は思う。もちろん、こういうふうにネット右翼でかつ本当に右翼な人というのも、それはそれでいるんだろうけど。(ちなみにこの人が何で昨年6月の民主党の憲法改正案に今ごろになって火を噴くような罵倒を述べているのか、誰か教えてくださいw)

 あと、これまで論じた「何をもって弱者と定義するか」という価値コード体系の硬直性の問題以前の問題として、「マスコミはそもそも弱者をかばうべきなのか」という、民主主義バランス装置としてのメディアの存在意味というテーマが存在する。

 このテーマは、最近で言うと江川紹子のほりえもんインタビュー「『新聞・テレビを殺します』 ~ライブドアのメディア戦略」でもはっきり表れていた。江川氏が「価値基準に照らしてとか難しいこと言わないで、読まれる記事、売れる記事だけ並べればいい」というほりえもんのコメントに対して、

 メディアがあえて報じていくことで、曲がりなりにも(現実にそれが十分にできているかは疑問だが)政治を監視する機会は保たれる。それがなければ、一般の人たちがなんだか分からないうちに、大事なことが次々に決められていく、ということになりはしないか。
 あるいは、イラク、アフガニスタン、アフリカ諸国といった外国の情報は、普段は気にもとめずに生活しているけれど、そういうことは知らなくてもいい、のだろうか。
 普段、気がつかなかった事柄を、新聞で読んで知るという機会もなくなる。それで、生活するには困らないかもしれないが、人間性や心を豊かにする機会を減らしてしまうことになりはしないか。
 また、"志"や"矜持"といったものを、すべて否定してしまうのには、私は抵抗を感じる。確かにそれは、「思い上がり」や「自意識過剰」に結びつく危険性がある。けれど、様々な圧力、障害、誘惑などに直面することの多いこの仕事の中で、報道する者の"良心"が、そういう困難中でも真実を明らかにする原動力になることだって、少なくないのだ。
 と述べているところがそれに当たるだろう。このような問題意識は、彼女だけでなくほとんどのマスコミ人(純然たる経済メディアである日経でさえも!)が多かれ少なかれ持っているところのものだ。

 これは、ネット右翼あるいはリベラル言説の是非の問題よりさらに深い哲学的な問題を含んでいるので、あまり軽はずみなことを言いたくないし、ちょっと次回に回したいと思う。

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コメント

宣教師がしっかりしていれば私のような無知蒙昧な民はそこんとこ外注に出せてラクチンなんですけどね・・・ゴスプラン型ジャーナリズムから免疫系ジャーナリズムへの転換なんていかがでしょうか?

投稿: ann | 2005/02/19 04:11

最近、跳んでるねー! タイトルでワクワクさせられる。

ネット右翼がその人にとってカッコイイことなんじゃないのかな。

投稿: 野猫 | 2005/02/19 06:45

TBありがとうございます。ちょうど同じ頃に私も総括エントリを書いてましたので、それをTBしておきました。

> 要するに既存のマスメディアが(僕も含めて)こういう若い連中の不満を十分に回収できてないってこと。それは何でかというと、要するにマスメディアが考える物事の優先順位が、身近な一般常識から考えて矛盾していると思えることが増えてきたことだ。
この点については同意します。また、日常では特に保守的でなくても、既存のメディアにこの種の違和感を持っている人が多いのでは、という指摘も同意です。

ふと思ったんですけど、そういうメディアの問題とは別に、若い人の感性の問題ってあるかなと思います。「ネット右翼」としてネット上の現象としてあらわれる人々よりはずっと小さな割合ですが、既存の政治言説に納得していなくて保守的な考えに惹かれる若い世代の人はいると思います。「コヴァ」とか言われて揶揄されたりするタイプもいますし、小室直樹から福田和也まで、いろんなタイプの保守言論人を読む人達です。月刊誌の「正論」とか「諸君」とか、朝日系の言論誌の10倍くらいの売り上げがあるんでしょ? その中には若い世代がけっこう多いはず。で、そういう世代の内実をみていくと、ではたとえば50年代、60年代の保守言論人のような感性を持っているかというと、まだ若いというか、ちょっとずれているんじゃないかと思います。今20代で「保守」とか言ってる奴の感性は信じられないっていうか。(自分もほとんどその世代なわけで、もっと年上の方から見れば同じように見えるんでしょうけど。)それとは逆に、ちょっと古いですが「批評空間」的知識人のものを読むタイプの20代の人達ももちろんいて、(たぶん「成城トランスカレッジ」の管理人のような人達)、その人たちはその人たちで勉強してるというか。彼らも、もちろん朝日・岩波の古いタイプの言論人とは違うわけですし。またそれとは別にサブカル系の人達がいると。そういう今の20代、30代前半くらいのさまざまなグループの感性の行方みたいなものには興味があります。その辺にウヨ・サヨ論の核心があるような気がするんですが。

投稿: むなぐるま | 2005/02/19 06:55

|作業員のほとんどは定年退職間近の50代の中高年である。

49歳になったばかりの私からすると、30歳代のあなたはなんと傲慢なという印象をもちます。(^_^) (実際、20年後にあなたがそういう目にあう場合もあるかもしれませんよ) ただ、その50代のひとが漫然たらりと過してきたのなら仕方のないことですが・・・。

いずれにしろ、年齢が50歳をこえたからその人材を切り捨てるということだけは嫌ですね。もちろん、中途採用や社内のポジョション争いで、実力が同じなら年齢の若いほうをとるというのは自然なことでしょう。とにかく、できるだけフェアな競争をさせてくれということです。(これは逆にまだ若いからダメだというのと同じ意味で言っています)

投稿: 大澤遼 | 2005/02/19 11:14

R30さん、こんにちわ、はじめまして、

なんつうか、リベラル=左翼でないのですね。あるいは「≒」でつなぐこともできないのでしょうか?無知をさらけだしてしまいますが、記事を読ませていただいてリベラル思想というのがよくわかっていない自分に気づきました。

この辺は日本の左翼がさまざまな歴史的な過程を経て形成されていて、米国のリベラルもリベラルでさまざまな歴史があって、その結果としての違いなのでしょうか?

http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2004/09/_embracing_defe.html

いや、いずれにせよ切れ味のさわやかな記事をありがとうございます。

投稿: ひでき | 2005/02/19 12:16

>大澤遼さん
あまり他人のブログのコメント欄を汚したくないので控えめに書かせていただきますが、「20年後」などという、現在の若年層の労働環境の厳しさに無自覚な物言いを平然とできるその姿には恐れ入ります。一応、いくつか参考URL貼っておきます。他にもっと適切な資料があるかもしれませんが。

http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2002/kakuhou/youyaku.htm
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/img/054p5.gif
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4716/nonstdext.htm

投稿: にっく | 2005/02/19 17:28

にっくさんへ
|現在の若年層の労働環境の厳しさに無自覚な物言いを平然とできるその姿には恐れ入ります

私も控えめに書きましょう。

知っていますよ。それは45歳以上の労働環境の厳しさも同じでしょう。

だから、年齢というファクターをはずした(つまり若過ぎる、年取ったからダメということを抜きにした)フェアな競争が必要だと言っているのです。(もちろん、同じ実力だったら若いほうが優先され、若年層には期待料をこめ多少の下駄をはかせることは必要でしょうが)

若者のために50歳以上はだまって退場しろと仰るのでしょうか。世代間の争いにしてはいけません。

投稿: 大澤遼 | 2005/02/19 19:35

新聞に代表される(権力としての)マスメディアがリベラルの皮をかぶっているから、対抗勢力として(という意識もないでしょうけど)ネットワーカーが右っぽく見えてしまうのではないでしょうか。例えば「新聞再販問題」についてあえて報じようとしないのは"志"や"矜持"によるものか。思い上がりに足元すくわれているのはマスメディアのように思います。

投稿: ぬーぼ | 2005/02/19 20:13

>大澤遼さん

>作業員のほとんどは定年退職間近の50代の中高年

これは逆に言えば、若年層はほとんど採用されていない職場ということです。
「若年層の採用がもうずっとほとんど行われていない、すでに前から自動化の予定されていた業務で、従業員の他の業務への転換の可能性も残した上で、公共サービスの値下げのために人員整理を行う」
これのどこがアンフェアなのでしょうか。切られるクビがあっただけよかったねということです。

「フェアな競争」なんてきれいごとを言ったところで、1970年代の20代と2000年代の20代ではどうやっても雇用環境は変わります。それに文句を言っても不毛なことなのでしませんが、恵まれた世代にあることも自覚せずに弱者ぶるのはやれやれという感じです。

投稿: にっく | 2005/02/20 01:46

賛成ですね。ネット右翼は、単になんらかのコンプレクスとか、ストレスがあるだけで、本当の右翼ではないと感じます。
ただ品格に欠けることだけはいただけません。

投稿: 大西宏 | 2005/02/20 02:05

|恵まれた世代にあることも自覚せずに弱者ぶるのはやれやれという感じです。

年金の面などであなたたちの世代より恵まれた世代であることは認めますが、「弱者ぶる」という言い方に、私もやれやれです。これでは話しのしようもないや。

ここではこれ以上のコメントはしません。

投稿: 大澤遼 | 2005/02/20 02:11

いまや、日本では労組=DQNサヨという価値観が成り立っているようにみえます。JRや私鉄の労組はもはや間違ってもストなんかしないでしょうが、もし今どきストなんかしたら総スカンを食らうでしょう。これはある意味不思議なことに思えます。某新聞社をはじめとする左翼陣営がだらしなかったからこのような事態になったのかもしれませんが、ならばなぜ旧来の左翼に変わるオルタナが出てこずに、ウヨになるのか? たとえば切込隊長はまぎれもないエスタブリッシュメントであり、ある種の感受性を共有するとはいえニートといわれる人たちとは異質な世界にいるように思えます。

投稿: shitai | 2005/02/20 21:34

なんかおもしろいことになってますよっと
http://sinseihikikomori.bblog.jp/entry/141896/
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/14721923.html

投稿: uud | 2005/02/20 21:44

市場の消費者=どこかで働いてる人々、なんだけど。
それを消費者面ばかりを強調しすぎて、投資を得ると
いう資本主義の名の元に雇用のバランスを過剰に崩した結果、
市場規模と資金流動量と企業力を下げてさらにリストラを
するハメに陥るという悪循環を招いたツケが回ってきてるに
すぎないと思うんだが、どうよ?

投稿: to | 2005/02/20 22:29

RepublicanにはRepublicanなりの「弱者に対する情の深さ」があると思うんだが。(少なくともアメリカ的な意味においては。)それを持ってリベラルと呼ぶのはおかしくないか。

投稿: き | 2005/02/21 18:20

自分が思うにネット右翼って思想が先にあるんじゃなくて自分の日常や世界の漠然とした不安を解消する手段として保守系メディアをオタク的に消費してなんとなく右翼っぽい事を言ってるだけなんですよ。

彼らってレッテルを貼られるのを嫌がるでしょ。それて自分の中に体系立てた思想がない事の不安の表れだと思うんですよ。ハードなナショナリズムじゃなくて不透明なナショナリズム。

彼らのあの下からの「市民運動」の組織の仕方をみるとむしろ左翼の社会運動みたいに思うんです。時代がちがえば学生運動をやってたと思うんです。この事は、小熊英二さんが書いた「(癒し)のナショナリズム」と言う本で詳しく書いてありますけど。

投稿: R25 | 2006/01/26 21:14

ネット右翼って掛け声は、まだ芽のうちに健全思考を叩き潰そうとしている馬鹿サヨクのスローガン。

投稿: toorisugari | 2007/11/27 21:22

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