ただいま勉強中 GPL改訂問題
奥一穂氏のブログで、「神か悪魔か - GNU の見えざる手」という長大な連載が進んでいる。2~3回で終わるのかなと思ったら、今4回目まで掲載し終わり、さらに3回以上続けるつもりらしい。
一線のソフトウエア技術者でありながら英語の文献もバリバリ読みこなしてIPについて論じる知的体力に感服する限り。文系の僕たちも、ぜひこの機会に彼のブログとそのトラックバックなどを読んで勉強しておきたい。ちなみにGPL、GNUといった言葉を知らない!という人は、前知識としてこちらをお読み下さい→【特集】 History of GNU - GPLとはなにか
奥氏は、TBしている「法務だけど理系女子の綴るblog」のMichyさんが言っているように「私の今までの経験からいけばそんなこと考えていててくれるプログラマなんて神に等しい」という、その神に相当するプログラマ(笑)なので、マジで日本にとって貴重な人です。
当面の問題はGPLという、Linuxなどに独特のライセンス方式の改訂の方向性にあるわけなんだけど、これを読んでいて僕は(法律に詳しくないのでとんだ見当違いかもしれないけれど)、何となくキムタケブログの引用を巡る論争に似たものを感じ取った。
ま、専門外なのでこの件がどこまで大きな問題になるのか、文系の僕らの仕事にどう影響してくるのか何ともコメントできないんだけれども、何しろ米国というのは奴らの法律を勝手に外国の企業にも平気で適用してくるしね。海のこちらの我々も勉強しておくにしくはなし。
とりあえず今日のところはこのへんでお茶を濁させていただきます。では皆様、良い週末を。
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